止瀉薬(下痢止め)

腸の動きを抑えるなどして下痢を止める薬です。現在 2 成分を掲載しています。

止瀉薬(下痢止め)とは

止瀉薬(下痢止め)は、下痢の症状をやわらげる薬です。腸の動きが過剰になっているのを抑えたり、腸内の水分や刺激を調整したりして、便の回数や水っぽさを落ち着かせます。下痢にはさまざまな原因があり、原因や体の状態に応じて使うかどうかが判断されます。下痢の症状をやわらげる薬ですが、原因によっては使わない方がよいこともあります。

止瀉薬(下痢止め)のポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

主な薬と選び方

腸の動きそのものを抑えるタイプは効き目を感じやすい一方、感染が原因のときには使い方に注意が必要とされます。腸内の水分や有害な物質を吸着するタイプ、腸内環境を整えるタイプなどもあります。選ぶ際は、下痢の原因や程度、発熱や血便の有無、年齢などが考慮されます。自己判断が難しいため、医師や薬剤師に相談してください。止瀉薬は、下痢の原因によって使うかどうかが判断され、感染性が疑われる場合は使わない方がよいこともあります。

副作用と注意点

便秘やお腹の張りがみられることがあります。細菌やウイルスによる下痢が疑われるときは、無理に止めると回復が遅れることがあるため、まず水分補給を優先します。血便や高熱、強い腹痛を伴う場合や、下痢が長引く場合は脱水のおそれもあるため、自己判断せず受診してください。感染性が疑われる下痢では、かえって回復を遅らせることがあり使わない方がよい場合があります。血便・高熱・強い脱水があるときは受診します。

セルフケア・生活の工夫

まず水分・電解質の補給が大切です。発熱・血便を伴う下痢は無理に止めず、乳幼児・高齢者は脱水に注意して早めに相談してください。

📌 受診・相談の目安

血便・高熱・強い腹痛、脱水症状(尿が出ない等)、数日続く下痢があるときは受診してください。乳幼児・高齢者は早めに。

主に使われる病気・症状

下痢

この種類の薬の違いを比較

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止瀉薬(下痢止め)に分類される主な薬剤

よくある質問

Q. 食あたりのときに使ってよいですか。
感染が原因の下痢では、無理に止めない方がよい場合があります。水分補給を優先し、血便や高熱があるときは下痢止めを使う前に受診してください。
Q. どのくらいで効きますか。
比較的早く感じられることもありますが、原因や体質で差があります。改善せず続く、または悪化するときは自己判断で続けず相談してください。
Q. 水分はどう補給すればよいですか。
少量ずつこまめにとるのが基本です。経口補水液などが役立つこともあります。水分がとれない、尿が極端に少ないときは受診してください。
Q. 子どもにも使えますか。
年齢によって使える薬や量が異なります。お子さんに使う場合は自己判断せず、必ず医師や薬剤師に相談してください。
Q. すぐ下痢止めを使ってよいですか
感染性の下痢では、下痢止めで悪化することがあります。発熱・血便・激しい腹痛を伴うときは自己判断で止めず受診してください。
Q. 脱水を防ぐには
水分と電解質(経口補水液など)をこまめに補給します。尿が少ない・ぐったりするときは医療機関に相談してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索