抗血小板薬

血小板の働きを抑えて血液をかたまりにくくし、脳梗塞・心筋梗塞などの再発予防に用います。現在 5 成分を掲載しています。

抗血小板薬とは

抗血小板薬は、血液中の血小板が集まって固まる働きをおさえる薬です。血小板は傷口をふさぐ大切な役割を持ちますが、動脈硬化のある血管では血のかたまりをつくり血流をふさぐ原因にもなります。この薬は血栓を防ぎ、脳梗塞や心筋梗塞の再発予防、ステントを入れたあとなどに用いられます。血小板の働きをおさえて血栓を防ぐ薬で、脳梗塞や心筋梗塞などの再発予防に用いられます。

抗血小板薬のポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

主な薬と選び方

抗血小板薬には、血小板を抑える仕組みの異なるものがあります。病態によっては2種類を組み合わせて使うこともあります。作用の出方や副作用、服用回数、ステント治療後の使い方などが選択の目安です。出血のリスクと予防効果のバランスを踏まえ、医師が判断します。抗血小板薬の中では、作用のしくみ(COX阻害・P2Y12阻害)や胃への負担に違いがあり、病態に応じて1剤または2剤併用が選ばれます。

副作用と注意点

血が止まりにくくなるため、あざ、歯ぐきや鼻の出血、胃腸からの出血などに注意します。胃の不快感がみられることもあります。手術や抜歯の前は必ず相談してください。とくにステント留置後の自己判断による中止は、血栓症の重大な危険があるため避けてください。出血に注意し、手術・抜歯の予定や他の薬を医師に伝えます。自己判断で中止すると血栓のリスクが高まるため、中止は必ず医師の指示に従います。

セルフケア・生活の工夫

自己判断で中止しないことが大切です。抜歯・手術・内視鏡の予定は早めに伝え、あざ・出血が止まりにくいときは相談してください。

📌 受診・相談の目安

止まりにくい出血・黒い便や血尿・強い頭痛やあざの急増があれば受診を。手術・抜歯・内視鏡の予定は早めに申告してください。

この種類の薬の違いを比較

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抗血小板薬に分類される主な薬剤

よくある質問

Q. 市販の痛み止めと併用してよいですか。
出血しやすくなる組み合わせがあります。市販薬を使う前に、服用中であることを医師や薬剤師に伝えて確認してください。
Q. 抜歯のときは中止が必要ですか。
病状によって判断が異なります。自己判断で中止せず、処置を行う歯科とかかりつけ医の双方に相談してください。
Q. ステント治療後ですが自分でやめてよいですか。
自己判断の中止はステント血栓症などの重大な危険を伴います。必ず医師の指示に従って続けてください。
Q. あざができやすくなりました。
薬の作用によることが多いですが、出血が止まりにくい、量が多いと感じるときは医師に相談してください。
Q. 出血しやすくなりますか
血を固まりにくくする薬のため、あざや出血が起こりやすくなります。止まりにくい出血は医師に相談してください。
Q. 手術や抜歯のときは
自己判断で中止せず、予定は必ず医師に伝えてください。休薬の判断は医師が行います。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索