去痰薬

痰をやわらかくし、出しやすくする薬で、痰のからむ咳に用います。現在 3 成分を掲載しています。

去痰薬とは

去痰薬は、気道にたまった痰の性質をやわらかくしたり、痰を運び出す働きを助けたりすることで、からんだ痰を出しやすくする薬です。痰がからんで咳が続くときや、痰が切れにくいときに用いられます。痰を無理に止めるのではなく、外へ出しやすくして気道を楽にすることを目的としています。痰を出しやすくする薬で、かぜや気管支炎などで痰がからむときに用いられます。

去痰薬のポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

主な薬と選び方

痰そのものをやわらかくして切れやすくするもの、痰を運ぶ働きを助けるもの、ねばつきをほぐすものなど、作用のしくみに違いがあります。痰の性状や症状に合わせて選ばれ、剤形も錠剤や粉薬、シロップなどがあります。どのタイプが合うかは症状の様子をみて医師や薬剤師が判断します。去痰薬の中では、痰の性質を整えるものと、気道の潤いを増やすものがあり、作用が異なるため併用されることもあります。

副作用と注意点

比較的副作用は少ないとされますが、まれに胃のむかつきや吐き気、発疹などがみられることがあります。痰を出しやすくするため、水分を多めにとることも役立ちます。咳や痰が長引く、血の混じった痰が出る、息苦しさや発熱を伴う場合は、自己判断で済ませず医療機関を受診してください。比較的副作用は少ない薬です。痰の色が濃い・血が混じる・息苦しさや発熱を伴う、長引くときは受診します。

セルフケア・生活の工夫

水分を十分にとると痰が出やすくなります。咳や痰が2〜3週間以上続く・血痰・息苦しさがあるときは受診してください。

📌 受診・相談の目安

咳や痰が2〜3週間以上続く、血痰・発熱・息苦しさを伴うときは受診してください。

主に使われる病気・症状

気管支炎

この種類の薬の違いを比較

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去痰薬に分類される主な薬剤

よくある質問

Q. 咳止めと一緒に使ってよいですか
痰がからむ咳では、咳を強く抑えすぎると痰が出せず逆効果になることがあります。併用の可否は症状によって異なるため、市販薬を含め医師や薬剤師に相談して使い分けてください。
Q. どのくらいで効果が出ますか
痰の切れやすさは数日かけて少しずつ変わることが多いです。あわせて水分をとると痰が出しやすくなります。症状が改善しない、悪化する場合は受診して相談してください。
Q. 水分はとったほうがよいですか
水分を多めにとると痰がやわらかくなり、出しやすくなります。持病で水分制限がある場合は別なので、その際は主治医の指示に従ってください。
Q. 痰に血が混じるときも使ってよいですか
血の混じった痰や、長引く咳、息苦しさ、発熱を伴う場合は、別の病気が隠れていることがあります。市販薬で様子をみるより、早めに医療機関を受診してください。
Q. 咳止めと一緒に使えますか
咳のタイプにより組み合わせが異なります。自己判断せず医師・薬剤師に相談してください。
Q. 咳や痰が長引くときは
3週間以上続く・血が混じる・発熱を伴うときは、原因の確認のため受診してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索