MAO-B阻害薬
脳内のドパミンの分解を抑え、パーキンソン病の症状を改善します。現在 2 成分を掲載しています。
MAO-B阻害薬とは
MAO-B阻害薬は、脳内で神経の働きを伝えるドパミンを分解する酵素のうち、特定の種類の働きを抑えることで、ドパミンが分解されにくくする薬です。これによりドパミンの作用が保たれ、パーキンソン病で起こる動きの遅さやこわばりといった症状の改善が期待されます。病気の進行のさまざまな段階で用いられます。脳のドパミンが分解されるのをおさえる薬で、パーキンソン病に用いられます。
主な薬と選び方
比較的早い段階で単独で使われることもあれば、ドパミンを補う中心的な薬と組み合わせ、その効果が切れる時間を減らす目的で使われることもあります。同じ系統でも作用や使い方に違いがあり、症状の段階やほかの薬との組み合わせによって選ばれます。治療全体の組み立ては医師が判断します。MAO-B阻害薬は、パーキンソン病の初期に単独で、または進行期にレボドパと併用して用いられます。
副作用と注意点
吐き気、めまい、不眠などがみられることがあります。チラミンを多く含む一部の食品や、特定の抗うつ薬・鎮痛薬などとの組み合わせで思わぬ作用が出ることがあるため注意が必要です。市販薬を含め使っている薬は医師や薬剤師に伝え、自己判断での中止は避けて指示に従ってください。食事との相互作用は少ないタイプですが、一部の薬(抗うつ薬など)との併用に注意が必要です。急に中止しないようにします。
セルフケア・生活の工夫
チーズや一部食品・薬との相互作用に注意が必要なことがあります。急な中止は避け、体調の変化は主治医に伝えてください。
📌 受診・相談の目安
急な激しい頭痛・動悸・血圧上昇、気分や体調の大きな変化があるときは受診してください。食事・薬の相互作用にも注意を。
主に使われる病気・症状
この種類の薬の違いを比較
MAO-B阻害薬に分類される主な薬剤
よくある質問
Q. 食事で気をつけることはありますか
Q. ほかの薬と一緒に飲めますか
Q. ほかのパーキンソン病の薬と併用しますか
Q. 効果はどのくらいで現れますか
Q. 他の薬と併用しても大丈夫ですか
Q. 急にやめてよいですか
本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項 / 薬を検索
MAO-B阻害薬のポイント
監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)