こころみ薬事典

こころみ薬事典

全科

センブリ

薬効分類: 消化器(健胃・整腸・潰瘍)

センブリは消化器(健胃・整腸・潰瘍)に分類される医薬品です。主な適応は「下記消化器症状の改善食欲不振、胃部不快感、胃もたれ、嘔気・嘔吐」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。

⚠ 安全サマリー

禁忌ナトリウム摂取制限を必要とする患者(高ナトリウム血症、浮腫、妊娠高血圧症候群等)[ナトリウム詳細 ↓併用禁忌ヘキサミン(ヘキサミン静注液) 本剤はヘキサミンの効果を減弱させることがある詳細 ↓

監修医による解説

センブリは、特有の強い苦味を持つ生薬由来の健胃薬です。この苦味成分が味覚神経を介して唾液や胃酸の分泌を促進し、胃の働きを活発にすることで食欲不振や胃もたれなどの消化器症状を改善します。主に消化機能が低下している場合に用いられます。

  • 著しい苦味を有するため、服薬コンプライアンスに注意が必要です。
  • ナトリウム摂取制限のある患者(浮腫、妊娠高血圧症候群等)には禁忌です。
  • 尿路殺菌剤であるヘキサミンとの併用は禁忌とされています。

※ 添付文書をもとに作成し、監修医が確認した参考情報です。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

内服・散

用法・用量

通常、成人1 回0.5 ~ 1.0g、1 日3 回経口投与する。なお、年令、症状により適宜増減する。

規格先発薬価後発薬価
規格不明7.2/g7.7〜・2社

効能・効果

下記消化器症状の改善食欲不振、胃部不快感、胃もたれ、嘔気・嘔吐

禁忌

ナトリウム摂取制限を必要とする患者(高ナトリウム血症、浮腫、妊娠高血圧症候群等)[ナトリウムの貯留増加により、症状が悪化するおそれがある。]
ヘキサミンを投与中の患者

飲み合わせ(併用禁忌)

ヘキサミン(ヘキサミン静注液)
本剤はヘキサミンの効果を減弱させることがある。
ヘキサミンは酸性尿中でホルムアルデヒドとなり抗菌作用を発現するが、本剤は尿のpHを上昇させヘキサミンの効果を減弱させる。

同成分・同種薬(苦味健胃剤)

この薬が使われる主な病気・症状

吐き気・嘔吐胃の痛み・胃部不快感食欲不振

よくある質問

Q. センブリは何に使う薬ですか?
センブリは消化器(健胃・整腸・潰瘍)に分類される医薬品で、主に「下記消化器症状の改善食欲不振、胃部不快感、胃もたれ、嘔気・嘔吐」などに用いられます。
Q. センブリの用法・用量(飲み方)は?
添付文書では「通常、成人1 回0.5 ~ 1.0g、1 日3 回経口投与する」などとされています。実際の用法・用量は症状や年齢で異なるため、医師の指示と最新の添付文書に従ってください。
Q. センブリにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
後発医薬品(ジェネリック)があります。
Q. センブリで注意が必要な飲み合わせはありますか?
「ヘキサミン(ヘキサミン静注液) 本剤はヘキサミンの効果を減弱させることがある」など併用に注意が必要な薬剤があります。服用中の薬は必ず医師・薬剤師にお伝えください。
出典: 添付文書情報は 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の提供データに基づきます。基本情報・薬価は厚生労働省 薬価基準、包装は MEDIS HOT コードマスターによります。
📄 添付文書(PMDA・PDF)を開く免責事項・出典について

本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項薬事典で検索