こころみ薬事典

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全科

メトキサレン

先発: オクソラレン

メトキサレンの医薬品情報です。主な適応は「尋常性白斑」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。

⚠ 安全サマリー

禁忌皮膚癌又はその既往歴のある患者[皮膚癌が増悪又は再発するおそれがある詳細 ↓主な副作用■その他の副作用 【3~5%未満】腹痛、嘔気、潮紅、めまい 【3%未満】不眠、顔面浮腫、胸内詳細 ↓

監修医による解説

メトキサレンは、長波長紫外線(UVA)と併用して用いる光化学療法剤(PUVA療法)です。光感受性を高める作用があり、UVA照射により皮膚のメラニン産生を促進し、尋常性白斑の治療に用いられます。内服後にUVAを照射するという特殊な使い方をする医薬品です。

  • 内服後、日光や人工紫外線を過度に浴びると重篤な光線過敏症(水疱、発赤等)を起こすため、厳格な遮光が必要です。
  • 皮膚癌の既往歴や光線過敏症を伴う疾患のある患者には禁忌です。詳細は添付文書を確認してください。
  • 消化器症状(嘔気、腹痛など)や精神神経系症状(めまい、不眠など)の発現に注意が必要です。

※ 添付文書をもとに作成し、監修医が確認した参考情報です。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

内服・錠

用法・用量

通常、成人では1日2錠(メトキサレンとして20mg)、7~12才で1日1~2錠(メトキサレンとして10~20mg)、6才以下では1日1錠(メトキサレンとして10mg)を経口投与する。なお症状により適宜増減する。経口投与2時間後に日光浴あるいは人工紫外線の照射を行う。全身汎発性の白斑には内服療法が望ましい。

規格先発薬価後発薬価
10mg148.2/錠

外用・軟膏

用法・用量

白斑部位にのみ適量を塗布し、1~2時間後に日光浴あるいは人工紫外線の照射を行う。通常、同一白斑部位においては、週1~3回程度の治療施行が望ましい。限局性の白斑には外用療法が望ましい。

規格先発薬価後発薬価
0.3%20/g

外用・ローション

用法・用量

白斑部位にのみ適量を塗布し、1~2時間後に日光浴あるいは人工紫外線の照射を行う。通常、同一白斑部位においては、週1~3回程度の治療施行が望ましい。限局性の白斑には外用療法が望ましい。

規格先発薬価後発薬価
0.3%20/ml
1%35.5/ml

効能・効果

尋常性白斑

禁忌

皮膚癌又はその既往歴のある患者[皮膚癌が増悪又は再発するおそれがある。]
ポルフィリン症、紅斑性狼瘡、色素性乾皮症、多形性日光皮膚炎等の光線過敏症を伴う疾患のある患者[光毒性反応が増強される。]
肝疾患のある患者

副作用

■その他の副作用
【3~5%未満】腹痛、嘔気、潮紅、めまい
【3%未満】不眠、顔面浮腫、胸内苦悶
【頻度不明】食欲不振、胃部不快感、腫脹、水疱、そう痒、皮膚痛、色素沈着低下症、抑うつ、頭痛、肝機能障害

この薬が使われる主な病気・症状

尋常性白斑

よくある質問

Q. メトキサレンは何に使う薬ですか?
メトキサレンは主に「尋常性白斑」などに用いられます。
Q. メトキサレンの用法・用量(飲み方)は?
添付文書では「通常、成人では1日2錠(メトキサレンとして20mg)、7~12才で1日1~2錠(メトキサレンとして10~20mg)、6才以下では1日1錠(メトキサレンとして10mg)を経口投与する」などとされています。実際の用法・用量は症状や年齢で異なるため、医師の指示と最新の添付文書に従ってください。
Q. メトキサレンの主な副作用は何ですか?
主な副作用として「■その他の副作用 【3~5%未満】腹痛、嘔気、潮紅、めまい 【3%未満】不眠、顔面浮腫、胸内苦悶 【頻度不明】食欲不振、胃部不快感、腫脹、水疱、そう痒、皮膚痛、色素沈着低下症、抑うつ、頭痛、肝機能障害」などが報告されています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
Q. メトキサレンにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
現時点でこのデータベースに後発医薬品の登録は確認できません。
出典: 添付文書情報は 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の提供データに基づきます。基本情報・薬価は厚生労働省 薬価基準、包装は MEDIS HOT コードマスターによります。
📄 添付文書(PMDA・PDF)を開く免責事項・出典について

本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項薬事典で検索