薬の正しい飲み方・保管の基本

薬は、飲み方や保管の仕方によって効果や安全性が変わります。基本的な注意点をまとめます。

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飲み方の基本

原則としてコップ一杯の水・ぬるま湯で飲みます。徐放錠や腸溶錠は噛んだり砕いたりせず、そのまま服用します(吸収が急変する危険があります)。

「食前・食後・食間」などの指示は効果や副作用に関わるため守ります。

保管の基本

高温・多湿・直射日光を避け、子どもの手の届かない所に保管します。シートから出して保管しない、冷所指定の薬は冷蔵庫で保管するなど、指示に従います。

水で飲むことがすすめられる理由

薬は基本的にコップ一杯程度の水またはぬるま湯で飲むことがすすめられます。水が少ないと、薬がのどや食道にとどまって刺激になったり、溶け方が変わって効果に影響したりすることがあるためです。横になったまま飲むのも避けたほうがよいとされています。

お茶やジュース、牛乳などで飲むと、薬によっては成分が影響を受けることがあります。すべての薬で問題になるわけではありませんが、迷うときは水で飲むのが無難です。特定の飲み物を避けるよう指示されている薬もあるため、その指示は必ず守りましょう。

錠剤を割る・つぶす前に確認を

飲みにくいからといって、錠剤を自己判断で割ったりつぶしたり、カプセルを開けたりするのは避けてください。薬の中には、ゆっくり溶けるように作られていたり、表面の加工に意味があったりするものがあり、形を変えると効き方が変わってしまうことがあります。

飲み込みが難しい場合は、その薬がそのままの形でなければならないのか、別の剤形があるのかを医師や薬剤師に相談してください。粉薬や口の中で溶けるタイプなど、飲みやすい選択肢が用意できることもあります。無理せず相談することが安全につながります。

よくある質問

Q. 薬は水以外で飲んでもよいですか?
基本は水かぬるま湯がすすめられます。お茶やジュース、牛乳は薬によって影響することがあるため、迷うときは水が無難です。特定の飲み物を避けるよう指示がある場合は必ず守ってください。
Q. 飲みにくい錠剤は割ってもよいですか?
自己判断で割る・つぶすのは避けてください。形を変えると効き方が変わる薬があります。飲み込みにくいときは、別の剤形がないか医師や薬剤師に相談すると安心です。
Q. 薬はどこに保管すればよいですか?
高温多湿や直射日光を避け、表示された方法に従って保管してください。冷蔵を指示された薬もあります。子どもの手が届かない場所に置き、別の容器への移し替えは取り違えのもとになるため注意しましょう。
Q. 使い切れず残った薬は次に使えますか?
症状が似ていても自己判断での使い回しは避けてください。使用期限が切れていたり保管状態が悪かったりすることもあります。残った薬の扱いに迷うときは薬剤師に相談してください。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索