漢方薬の基礎

漢方薬は、複数の生薬を組み合わせた薬で、体質や症状の全体像(証)に応じて選ばれます。基本的な考え方と注意点をまとめます。

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どんな薬か

漢方薬は複数の生薬からなり、体質・症状に合わせて処方されます。西洋薬と併用されることもあります。

注意したいこと

「自然由来=副作用がない」ではありません。甘草による偽アルドステロン症(むくみ・血圧上昇・低カリウム)など、注意すべき副作用や飲み合わせがあります。気になる症状は相談します。

飲むタイミングと飲み方

漢方薬は食前や食間など、空腹時に飲むよう指示されることが多くあります。これは吸収や効き方に配慮した目安ですが、胃の調子などによって食後にする場合もあります。指示された飲み方に迷うときは医師や薬剤師に確認してください。

粉薬(エキス剤)はお湯に溶かして飲むと飲みやすくなることがあります。一方で味やにおいが苦手な場合は、そのまま水で飲む方法もあります。飲みにくさが続くときは、別の飲み方や剤形があるか相談するとよいでしょう。

効果が出るまでの考え方

漢方薬は体質に働きかけるためゆっくり効くというイメージがありますが、症状によっては比較的早く変化を感じるものもあります。逆に、一定期間続けて様子をみることが必要な場合もあり、効き方は処方の目的によって異なります。

効果を感じないからとすぐに自己判断で中止せず、どのくらい続けるとよいか、効果をどう確認するかを医師に相談しましょう。合わないと感じる症状が出たときも、続けるかどうかを相談することが大切です。

よくある質問

Q. 漢方薬は西洋薬と一緒に飲んでも大丈夫ですか。
併用できる場合もありますが、成分が重なったり影響し合ったりすることがあります。両方を使うときは、飲んでいる薬をすべて医師や薬剤師に伝え、組み合わせに問題がないか確認してください。
Q. 漢方薬は自然由来だから副作用はないのですか。
自然由来でも副作用が起こることはあります。体質に合わないと不調が出ることもあるため、気になる症状が現れたら使用を続けてよいか医師や薬剤師に相談してください。
Q. 同じ症状でも人によって違う漢方薬が出るのはなぜですか。
漢方では症状だけでなく体質や全体の状態(証)をふまえて薬を選ぶため、同じ症状でも処方が異なることがあります。自分に合うものを選ぶことが大切で、他人の薬を使うのは避けてください。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索