α1遮断薬(排尿障害治療薬)

前立腺・尿道の筋肉をゆるめて尿の出をよくし、前立腺肥大に伴う排尿障害に用います。現在 4 成分を掲載しています。

α1遮断薬(排尿障害治療薬)とは

α1遮断薬は、前立腺や尿道の周りの筋肉の緊張をやわらげる薬です。筋肉がゆるむことで尿の通り道が広がり、尿が出やすくなります。前立腺肥大に伴う排尿のしにくさや残尿感などの症状を和らげる目的で用いられ、比較的早く効果を実感しやすいとされます。尿道や前立腺の筋肉をゆるめて尿の出をよくする薬で、前立腺肥大の排尿症状に用いられます。

α1遮断薬(排尿障害治療薬)のポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

主な薬と選び方

同じ系統でも、前立腺・尿道への作用の選びやすさや、血圧への影響の出やすさに違いがあります。立ちくらみが気になる場合は血圧への影響が少ないタイプが選ばれることもあり、1日の服用回数や副作用の出方を踏まえて選択します。症状や体質に合わせ、医師が調整します。α1遮断薬の中では、排尿症状への効きや、立ちくらみ・射精への影響の出やすさに違いがあり、症状や体質に応じて選ばれます。

副作用と注意点

立ちくらみやめまい(起立性低血圧)、射精にかかわる変化などがみられることがあります。急に立ち上がるとふらつくことがあるため動作はゆっくり行い、白内障など眼の手術を予定している場合は、術前に必ず眼科医へ服用を申告してください。飲み始めや増量時の立ちくらみ(起立性低血圧)に注意します。白内障の手術を受ける際は、服用を必ず眼科医に伝えます。

セルフケア・生活の工夫

飲み始めや増量時に立ちくらみが出やすく、ゆっくり動作します。白内障手術の予定があるときは眼科に服用を伝えてください。

📌 受診・相談の目安

強い立ちくらみ・失神、まったく尿が出ない(尿閉)ときは受診してください。白内障手術の予定は眼科に服用を伝えて。

主に使われる病気・症状

前立腺肥大症

この種類の薬の違いを比較

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α1遮断薬(排尿障害治療薬)に分類される主な薬剤

よくある質問

Q. 立ちくらみがします
血圧が下がることで起こることがあります。急に立ち上がらずゆっくり動き、症状が強い場合や転倒が心配なときは医師に相談してください。
Q. 眼の手術の予定があります
手術中に虹彩がゆるむことが知られています。服用中または過去に使っていた場合は、必ず手術前に眼科医へ伝えてください。
Q. 血圧の薬と一緒に飲めますか
血圧がより下がることがあります。降圧薬を使っている場合は医師に伝え、ふらつきなどに注意してください。
Q. 症状がよくなったらやめてよいですか
中止すると排尿の症状が戻ることがあります。やめるかどうかは自己判断せず、医師と相談して決めてください。
Q. 目の手術の予定があります
服用中であることを眼科医に必ず伝えてください。白内障などの手術中に影響することがあります。
Q. 射精に影響することはありますか
一部の薬で射精に関する副作用が出ることがあります。気になる場合は医師に相談してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索