前立腺肥大症に使われる薬

前立腺肥大症に伴う排尿障害に用いられる薬剤を、添付文書の効能・効果から逆引きした一覧です。現在 13 成分を掲載しています。各薬剤ページでは PMDA 添付文書に基づく用法・用量、禁忌、副作用と薬価を確認できます。

前立腺肥大症とは

前立腺肥大症は、加齢に伴い前立腺が大きくなり、尿の通り道が圧迫されて排尿の障害が起こる病気です。尿の勢いが弱い、出始めに時間がかかる、残った感じがする、夜間に何度もトイレに起きるなどの症状がみられます。進行すると尿が出にくくなることもあり、適切な治療が役立ちます。加齢に伴って前立腺が大きくなり、尿道が圧迫されて、尿が出にくい・回数が増える・残った感じがするなどの症状をきたす、男性に多い状態です。

前立腺肥大症の薬の選び方・ポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

前立腺肥大症の治療の進め方

症状の程度に応じて、生活面の工夫とあわせて薬を用います。尿の通りを良くして症状を和らげる薬や、前立腺を縮める働きの薬などを病態に合わせて使い分けます。薬で十分でない場合や進行した場合は手術も検討されます。効果や副作用を見ながら、自己判断で中止せず医師と相談して続けます。α遮断薬などで排尿症状をやわらげます。前立腺が大きい場合は前立腺を縮める薬を併用することもあります。就寝前の水分やカフェイン・アルコールのとり方を工夫することも役立ちます。

セルフケア・日常生活の工夫

アルコール・刺激物・長時間の座りっぱなしや冷えを避け、水分は日中にとり就寝前は控えめにするなどが症状の軽減に役立ちます。市販の風邪薬・鼻炎薬で尿が出にくくなることがあるため、使う前に薬剤師に相談してください。

📌 受診・相談の目安

尿が出にくい、何度もトイレに行く、残尿感が続くなどで困るときは受診しましょう。突然まったく尿が出なくなった、血尿が出た、発熱を伴うときは早急な対応が必要です。立ちくらみなどが出る薬もあり、白内障など目の手術の前には服用を申告してください。

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よくある質問

Q. 薬を飲めば手術は避けられますか?
症状の程度によります。薬で十分でない場合は手術が検討されることもあり、治療方針は主治医にご相談ください。
Q. 薬を飲むとふらつくことがありますか?
一部の薬では立ちくらみが起こることがあります。気になる場合は自己判断で中止せず、医師や薬剤師に相談してください。
Q. 目の手術を受ける予定がありますが注意点は?
一部の薬は白内障など目の手術に影響することがあります。服用中の薬を眼科に必ず申告してください。
Q. 前立腺肥大症はがんと関係ありますか?
肥大症とがんは別の病気ですが、症状だけでは区別できません。検査の必要性については医師にご相談ください。
Q. 前立腺肥大の薬はどのくらいで効きますか?
尿の出をよくする薬は比較的早く効くことがあり、前立腺を小さくする薬は数か月かかることがあります。効果や継続は医師と相談しながら確認してください。
Q. 市販の風邪薬で尿が出にくくなることはありますか?
一部の風邪薬・鼻炎薬に含まれる成分で尿が出にくくなることがあります。市販薬を使う前に、前立腺肥大があることを薬剤師に伝えて相談してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索