鎮痙薬(抗コリン薬)
胃腸などの過剰なけいれんをやわらげ、差し込むような腹痛(さしこみ)を抑える薬です。ブスコパンなどがあります。現在 4 成分を掲載しています。
鎮痙薬(抗コリン薬)とは
鎮痙薬(抗コリン薬)は、胃腸などの平滑筋の過剰なけいれんをやわらげ、差し込むような腹痛(さしこみ)や胃けいれんを抑える薬です。ブチルスコポラミン(ブスコパン)などが代表で、腸の動きを一時的にゆるめることで痛みを軽くします。
主な薬と選び方
内服・注射などの剤形があり、作用の強さや持続に違いがあります。抗コリン作用の程度も薬により異なります。腹痛の原因はさまざまなため、原因に応じた治療とあわせて対症的に使われます。
副作用と注意点
緑内障(閉塞隅角)・前立腺肥大による排尿困難・重い心臓病のある方は使えない、または注意が必要です。口の渇き・便秘・目のかすみ・排尿しにくさ・動悸などが出ることがあります。飲んでいる病気や薬を医師・薬剤師に伝えてください。
セルフケア・生活の工夫
温めて安静にする・消化のよい食事など、生活面の工夫も腹痛の軽減に役立ちます。市販の胃腸鎮痛鎮痙薬もありますが、持病のある方や症状が続く場合は自己判断で続けず相談してください。
📌 受診・相談の目安
強い腹痛が続く・発熱・嘔吐・血便を伴う、痛みがだんだん強くなるときは、別の病気の可能性があり受診してください。
主に使われる病気・症状
鎮痙薬(抗コリン薬)に分類される主な薬剤
よくある質問
Q. どんな痛みに効きますか?
胃腸のけいれんによる差し込むような腹痛(さしこみ)に用いられます。原因はさまざまなため、強い痛みが続くときは受診して原因を確かめることが大切です。
Q. 緑内障や前立腺肥大でも使えますか?
抗コリン作用があるため、閉塞隅角緑内障や前立腺肥大による排尿困難がある方は使えない・注意が必要なことがあります。必ず持病を医師・薬剤師に伝えてください。
Q. どんな副作用がありますか?
口の渇き・便秘・目のかすみ・排尿しにくさ・動悸などが出ることがあります。気になる症状があれば相談してください。
Q. 市販薬もありますか?
胃腸鎮痛鎮痙薬として市販されているものもありますが、持病のある方や症状が続く場合は自己判断で続けず、医療機関に相談しましょう。
本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項 / 薬を検索
鎮痙薬(抗コリン薬)のポイント
監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)