ビグアナイド(メトホルミン)

肝臓での糖の産生を抑えるなどして血糖を下げる、糖尿病の基本薬の一つです。現在 1 成分を掲載しています。

ビグアナイド(メトホルミン)とは

ビグアナイドは、糖尿病の治療で基本となる飲み薬の一つで、代表的な成分にメトホルミンがあります。主に肝臓で糖がつくられるのを抑えたり、体がインスリンに反応しやすくなるよう助けたりして血糖を下げると考えられています。インスリンの分泌を無理に増やすしくみではないため、単独では低血糖を起こしにくいのが特徴です。2型糖尿病の基本薬のひとつで、肝臓が糖を出すのをおさえるなどして血糖を下げます。

ビグアナイド(メトホルミン)のポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

主な薬と選び方

ビグアナイドは血糖を下げる飲み薬のなかでも、体重が増えにくく単独では低血糖を起こしにくい点が選ばれる理由になります。ほかの血糖を下げる薬とは作用のしくみが異なり、組み合わせて使われることもあります。腎機能や年齢、胃腸の状態、生活習慣などをふまえて選ばれます。使い分けは医師と相談して決めます。ビグアナイド(メトホルミン)は2型糖尿病の基本薬のひとつで、体重が増えにくく、他の薬と併用されることも多い薬です。

副作用と注意点

飲み始めに吐き気、下痢、お腹の張りなど胃腸の症状が出ることがありますが、少量から始めると軽減しやすいです。まれに乳酸アシドーシスという重い状態が起こることがあり、脱水や造影検査の前後、腎機能の低下時には休薬の指示に従ってください。気になる症状は医師や薬剤師に相談してください。下痢・吐き気に注意し、発熱・下痢などで食べられない日(シックデイ)は休薬を検討します。造影検査の前後は休薬が必要なことがあります。まれに乳酸アシドーシスに注意します。

セルフケア・生活の工夫

食事・運動が土台です。造影検査の前後で休薬が必要なことがあり、体調不良で食べられない日は服用の可否を相談してください。

📌 受診・相談の目安

強い吐き気・腹痛・過呼吸・異常なだるさ(乳酸アシドーシスのまれなサイン)があれば、すぐ受診してください。造影検査の予定も申告を。

主に使われる病気・症状

2型糖尿病

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ビグアナイド(メトホルミン)に分類される主な薬剤

よくある質問

Q. 低血糖は起こりますか。
この薬を単独で使う場合は低血糖を起こしにくいとされています。ただし、ほかの血糖を下げる薬と併用する場合や食事が不規則なときは注意が必要です。心配な点は医師や薬剤師に相談してください。
Q. 検査の前に休む必要はありますか。
ヨード造影剤を使う検査の前後では一時的に休薬する指示が出ることがあります。検査の予定がある場合は、事前に医師へ伝えてください。自己判断せず指示に従うことが大切です。
Q. お酒を飲んでも大丈夫ですか。
大量の飲酒は副作用の危険を高めることがあるため控えめにすることが望まれます。飲酒の習慣がある場合は医師に伝えてください。体調に不安があるときは相談することが大切です。
Q. お腹の調子が悪いのですが続けてよいですか。
飲み始めに胃腸の症状が出ることがありますが、続けるうちに軽くなることもあります。つらい場合は自己判断せず医師や薬剤師に相談してください。量や飲み方の調整で対応できる場合があります。
Q. お腹をこわしやすいです
飲み始めに消化器症状が出ることがあり、多くは徐々に和らぎます。つらいときは医師に相談してください。
Q. 造影検査の前に休むのはなぜですか
腎機能への影響を避けるため、造影検査の前後で休薬することがあります。検査の予定は医師に伝えてください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索