2型糖尿病に使われる薬

糖尿病に用いられる血糖降下薬・インスリン製剤などを、添付文書の効能・効果から逆引きした一覧です。現在 70 成分を掲載しています。各薬剤ページでは PMDA 添付文書に基づく用法・用量、禁忌、副作用と薬価を確認できます。

2型糖尿病とは

2型糖尿病は、インスリンの効きが悪くなったり分泌が不足したりして、血液中のブドウ糖(血糖)が高い状態が続く病気です。初期は自覚症状が乏しいことが多く、進行するとのどの渇き・多尿・倦怠感などがみられます。高血糖が続くと、目・腎臓・神経の障害や動脈硬化につながる恐れがあり、生活習慣や体質が関係するとされています。血糖の高い状態が続くと、目(網膜症)・腎臓(腎症)・神経(神経障害)などの合併症や動脈硬化のリスクが高まります。多くは自覚症状が乏しいまま進むため、定期的な検査が大切です。

2型糖尿病の薬の選び方・ポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

2型糖尿病の治療の進め方

治療の基本は食事療法と運動療法で、適正な体重と血糖の安定を目指します。これらで十分でない場合に、体重・腎機能・心臓や腎臓を守る必要性などをふまえて飲み薬や注射薬を選びます。薬は血糖の状態に応じて種類や量を調整し、改善しても続けることが多いです。低血糖や、体調不良時(シックデイ)の対応にも注意しながら、医師と相談して管理を続けます。薬物治療と並行して、食事の量とバランス・運動・体重管理を続けることが基本です。低血糖の症状(冷や汗・手のふるえ・動悸)と対処法をあらかじめ確認し、発熱や下痢で食べられない日(シックデイ)の薬の扱いも決めておきましょう。

セルフケア・日常生活の工夫

食事の量とバランス(ゆっくりよく噛む・野菜から食べる)、適度な運動、適正体重の維持が血糖の管理に役立ちます。低血糖に備えてブドウ糖を携帯し、シックデイ(体調不良で食べられない日)の対応も事前に確認しておきましょう。生活改善は薬の効果を高めますが、自己判断で薬を減らさないでください。

📌 受診・相談の目安

のどの渇き・多尿・体重減少・強い倦怠感が続くときや、健診で血糖やHbA1cが高いと指摘されたときは受診をおすすめします。冷や汗・動悸・手のふるえ・意識のもうろうといった低血糖が疑われる症状にも注意が必要です。薬を自己判断で中止すると血糖が大きく乱れることがあるため、調整は必ず主治医に相談してください。

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2型糖尿病の適応を持つ薬剤

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よくある質問

Q. 糖尿病は治りますか?
2型糖尿病は完全に治す病気というより、血糖を良い状態に保ち続けることが目標になります。生活改善や減量で薬が減ることもありますが、再び悪化することもあるため、自己判断で治療をやめず医師と継続的に相談することが大切です。
Q. 低血糖になったらどうすればよいですか?
冷や汗・動悸・手のふるえなどを感じたら、ブドウ糖や糖分を含む飲料をとるのが一般的な対応です。意識がはっきりしないときは周囲の助けや受診が必要です。低血糖を起こしやすい薬もあるため、対処法は事前に医師・薬剤師に確認しておきましょう。
Q. 風邪などで食事がとれないときも薬は飲みますか?
発熱や下痢などで食事がとれないシックデイには、薬によって対応が異なります。中止すべき薬や注意が必要な薬があるため、あらかじめ医師に確認しておくことが大切です。自己判断せず、体調が悪いときは早めに相談してください。
Q. 食事療法では何に気をつければよいですか?
適正なエネルギー量を守り、栄養バランスのとれた食事を規則正しくとることが基本です。間食や糖分の多い飲料、食べる速さにも注意します。具体的な目標量は体格や活動量、持病によって異なるため、医師や管理栄養士に相談してください。
Q. 低血糖が起きたときはどう対処しますか?
冷や汗・動悸・手のふるえ・強い空腹感などが出たら、ブドウ糖や糖分を含む飲み物をとります。薬の種類で起こりやすさが異なるため、対処法を事前に医師と確認しておきましょう。
Q. 血糖の薬を飲んでいれば食事は自由ですか?
薬は治療の一部で、食事・運動の管理も欠かせません。バランスのよい食事を続けることで効果が高まります。具体的な目標は医師・管理栄養士に相談してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索