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ピオグリタゾン塩酸塩
先発: メタクト
薬効分類: 内科・生活習慣病
ピオグリタゾン塩酸塩は内科・生活習慣病に分類される医薬品です。主な適応は「2型糖尿病ただし、ピオグリタゾン塩酸塩及びメトホルミン塩酸塩の併用による治療が適切と判断される場合に限る」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。
⚠ 安全サマリー
禁忌心不全の患者及び心不全の既往歴のある患者[ピオグリタゾンでは、動物試験において循環血漿量の増詳細 ↓併用禁忌アルコール(過度の摂取),, 乳酸アシドーシスを起こすことがある詳細 ↓主な副作用■重大な副作用 心不全(頻度不明) 乳酸アシドーシス(頻度不明) 浮腫(1%) 肝機能障害、詳細 ↓内服・錠
用法・用量
通常、成人には1日1回1錠(ピオグリタゾン/グリメピリドとして15mg/1mg又は30mg/3mg)を朝食前又は朝食後に経口投与する。
| 規格 | 先発薬価 | 後発薬価 |
|---|---|---|
| 規格不明 | 28.1/錠 | — |
効能・効果
2型糖尿病ただし、ピオグリタゾン塩酸塩及びメトホルミン塩酸塩の併用による治療が適切と判断される場合に限る。
禁忌
心不全の患者及び心不全の既往歴のある患者[ピオグリタゾンでは、動物試験において循環血漿量の増加に伴う代償性の変化と考えられる心重量の増加がみられており、また、臨床的にも心不全を増悪あるいは発症したとの報告がある。],
次に示す患者[メトホルミンによる乳酸アシドーシスを起こしやすい。],,
乳酸アシドーシスの既往のある患者
重度の腎機能障害(eGFR30mL/min/1.73m2未満)のある患者又は透析患者(腹膜透析を含む)
心血管系、肺機能に高度の障害(ショック、心不全、心筋梗塞、肺塞栓等)のある患者及びその他の低酸素血症を伴いやすい状態にある患者[嫌気的解糖の亢進により乳酸産生が増加する。]
脱水症の患者又は脱水状態が懸念される患者(下痢、嘔吐等の胃腸障害のある患者、経口摂取が困難な患者等)
過度のアルコール摂取者
重度の肝機能障害のある患者[肝臓における乳酸の代謝能が低下し、メトホルミンによる乳酸アシドーシスを起こしやすい。また、ピオグリタゾンは主に肝臓で代謝されるため、蓄積するおそれがある。],,
重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者[輸液、インスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となる。]
重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。また、乳酸アシドーシスを起こしやすい。],,
栄養不良状態、飢餓状態、衰弱状態、脳下垂体機能不全又は副腎機能不全の患者[低血糖を起こすおそれがある。]
本剤の各成分又はビグアナイド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
妊婦又は妊娠している可能性のある女性
副作用
■重大な副作用
心不全(頻度不明)
乳酸アシドーシス(頻度不明)
浮腫(1%)
肝機能障害、黄疸(頻度不明)
低血糖(0.5%)
横紋筋融解症(頻度不明)
間質性肺炎(頻度不明)
胃潰瘍の再燃(頻度不明)
■その他の副作用
【5%以上】LDH及びCKの上昇
【0.1~5%未満】貧血、白血球減少、血小板減少、血圧上昇、心胸比増大注2)、心電図異常注2)、動悸、胸部圧迫感、顔面潮紅、発疹、湿疹、そう痒、悪心・嘔吐、胃部不快感、胸やけ、腹痛、腹部膨満感、下痢、便秘、食欲亢進、食欲不振、AST、ALT、Al-P、γ-GTPの上昇、めまい、ふらつき、頭痛、眠気、倦怠感、脱力感、しびれ、BUN及びカリウムの上昇、総蛋白及びカルシウムの低下、体重及び尿蛋白の増加、息切れ
【0.1%未満】関節痛、ふるえ、急激な血糖下降に伴う糖尿病性網膜症の悪化
【頻度不明】骨折注3)、糖尿病性黄斑浮腫の発症又は増悪注4)、下痢、食欲不振、腹痛、悪心、嘔吐、腹部膨満感、便秘、消化不良、胃炎、胃腸障害、放屁増加、貧血、白血球減少、血小板減少、白血球増加、好酸球増加、発疹、そう痒、肝機能異常、BUN上昇、クレアチニン上昇、CK上昇、ケトーシス、乳酸上昇、血中カリウム上昇、血中尿酸増加、全身倦怠感注5)、頭痛、頭重、眠気、筋肉痛注5)、めまい・ふらつき、味覚異常、浮腫、発汗、脱力感、動悸、空腹感、ビタミンB12減少注6)
飲み合わせ(併用禁忌)
アルコール(過度の摂取),,
乳酸アシドーシスを起こすことがある。本剤投与中は過度のアルコール摂取(飲酒)を避けること。
肝臓における乳酸の代謝能が低下する。また、脱水状態を来すことがある。
同成分・同種薬(配合剤)
- エンパグリフロジン(SGLT2)
- シタグリプチンリン酸塩水和物(DPP-4)
- テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物(DPP-4)
- ミチグリニドカルシウム水和物(グリニド)
- メトホルミン塩酸塩(BG)
- インスリン デグルデク(配合剤)
- メホビル(配合剤)
この薬が使われる主な病気・症状
よくある質問
Q. ピオグリタゾン塩酸塩は何に使う薬ですか?
Q. ピオグリタゾン塩酸塩の用法・用量(飲み方)は?
Q. ピオグリタゾン塩酸塩の主な副作用は何ですか?
Q. ピオグリタゾン塩酸塩にジェネリック(後発医薬品)はありますか?
Q. ピオグリタゾン塩酸塩で注意が必要な飲み合わせはありますか?
📄 添付文書(PMDA・PDF)を開く / 免責事項・出典について
本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項 / 薬事典で検索
出典: PMDA 添付文書
監修医による解説
チアゾリジン系の経口血糖降下薬で、インスリンの効きを良くして血糖を下げます(2 型糖尿病でインスリン抵抗性が高い方に)。
監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)