緑内障点眼薬

眼圧を下げて緑内障の進行を抑える点眼薬で、プロスタグランジン関連薬やβ遮断薬などがあります。現在 8 成分を掲載しています。

緑内障点眼薬とは

緑内障点眼薬は、眼の中を満たす房水の産生を抑えたり、その排出を促したりすることで眼圧を下げ、視神経への負担を和らげて緑内障の進行を抑える点眼薬です。眼圧が高い状態が続くと視神経が傷つき、見える範囲が少しずつ狭くなるため、眼圧を一定に保つことを目的に使われます。自覚症状が乏しくても、進行予防のために継続が大切です。眼圧を下げて視神経を守る点眼薬で、緑内障や高眼圧症の治療の中心となります。

緑内障点眼薬のポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

主な薬と選び方

房水を出やすくするタイプ、房水の産生を減らすタイプなど作用のしくみが異なる種類があり、効き方や1日の点眼回数、起こりやすい副作用が違います。1種類で効果が不十分なときは作用の異なる薬を組み合わせることもあります。喘息や心臓の状態など体質によって向き不向きがあるため、選択は眼の状態と全身の状況をふまえて医師が判断します。緑内障点眼薬は、房水の流出を促すもの・産生を減らすものなど働きが異なり、効果や副作用に応じて1剤から始め、必要に応じて組み合わせます。

副作用と注意点

種類により目の充血、しみる感じ、まつ毛が伸びる、目の周りの色素沈着などがみられることがあります。点眼後はまばたきをせずまぶたを閉じ、目頭を軽く押さえると効果的で全身への移行も減らせます。自覚症状が無くても自己判断で中止すると進行することがあるため、続ける必要があります。点眼後は目頭を軽く押さえて全身への吸収を減らします。種類により、まつ毛や目のまわりの変化、喘息・脈への影響などが異なります。自己判断で中止しないことが大切です。

セルフケア・生活の工夫

毎日続けることが視野を守る鍵です。さした後は目頭を軽く押さえ、複数の目薬は5分以上あけます。色素沈着などが気になれば相談を。

📌 受診・相談の目安

急な目の痛み・かすみ・充血・頭痛や吐き気(眼圧上昇の発作)はすぐ受診してください。さし忘れが続くときも相談を。

主に使われる病気・症状

緑内障

この種類の薬の違いを比較

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緑内障点眼薬に分類される主な薬剤

よくある質問

Q. 症状が無いのに続ける必要がありますか
緑内障は初期には自覚症状が乏しく、気づかないうちに進むことがあります。点眼は眼圧を保ち進行を抑えるためのもので、症状の有無にかかわらず継続が重要です。中止の判断は医師に相談してください。
Q. 点眼を忘れたときはどうすればよいですか
気づいた時点で1回さし、次の予定時刻が近い場合は1回分とします。まとめて多くさす必要はありません。忘れが続くと眼圧管理が乱れるため、点眼の習慣づけについて医師や薬剤師にご相談ください。
Q. 複数の点眼薬を使うときの順番はありますか
数分以上の間隔をあけて順にさすのが一般的です。間隔をあけずに続けると後の薬が流れてしまうことがあります。具体的な順番や間隔は処方の内容によって異なるため、薬剤師に確認してください。
Q. まつ毛が伸びたり目元が黒ずんできました
一部の点眼薬では、まつ毛が伸びる、目の周りの色素沈着といった変化が知られています。点眼後に目元を拭き取ると軽減することがあります。気になる変化が続く場合は医師にご相談ください。
Q. さし忘れても大丈夫ですか
眼圧が上がり進行につながることがあります。毎日続けることが大切です。忘れが多いときは相談してください。
Q. 複数の目薬はどう使いますか
5分ほど間隔をあけてさします。順番は医師の指示に従ってください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索