尿酸降下薬

尿酸の産生抑制または排泄促進により尿酸値を下げ、高尿酸血症・痛風の発作予防に用います。現在 5 成分を掲載しています。

尿酸降下薬とは

尿酸降下薬は、血液中の尿酸値を下げる薬です。体内で尿酸が作られるのを抑えるタイプと、尿への排泄を促すタイプがあり、高尿酸血症や痛風の発作予防のために用いられます。尿酸値を安定させることで、関節に尿酸の結晶がたまるのを防ぎ、発作の再発を抑えることを目指します。血液中の尿酸を下げる薬で、痛風や高尿酸血症の治療に用いられます。

尿酸降下薬のポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

主な薬と選び方

作られるのを抑えるタイプと、排泄を促すタイプがあり、尿酸が高くなる原因や腎機能、尿路結石の有無などを踏まえて選びます。排泄を促すタイプは水分摂取が大切になります。腎機能や肝機能、ほかの薬との関係に応じて種類や量を調整するため、検査を見ながら使い分けます。尿酸降下薬は、尿酸が作られすぎるタイプか、排泄が低下するタイプかによって使い分けられ、腎機能や結石の有無も考慮されます。

副作用と注意点

飲み始めに尿酸値が変動し、一時的に痛風発作が起きることがありますが、自己中断せず続けることが大切です。まれに肝機能障害や発疹、過敏症が報告されています。発疹や発熱、体調の変化があれば早めに受診し、定期的な検査を受けてください。飲み始めはかえって痛風発作が起きやすいため少量から始め、発作の最中は原則として開始・中止をしません。薬の種類により皮膚障害や肝・腎への注意が異なります。

セルフケア・生活の工夫

水分を多めにとり、プリン体・アルコールを控えます。飲み始めに発作が起きても自己判断で中止せず、続け方を相談してください。

📌 受診・相談の目安

発疹・発熱・粘膜のただれ(重い皮膚症状のサイン)、強いだるさや黄疸があるときは、すぐ受診してください。

主に使われる病気・症状

痛風・高尿酸血症

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尿酸降下薬に分類される主な薬剤

よくある質問

Q. 飲み始めてから痛風発作が出ました
尿酸値が変動する時期に起こることがあります。多くは一時的なので自己中断せず、痛みの対処を含めて医師に相談してください。
Q. 尿酸値が下がったらやめてよいですか
中止すると再び上がり発作が戻ることがあります。継続が必要なことが多いため、やめる判断は医師と相談してください。
Q. お酒は控えるべきですか
アルコールは尿酸値を上げやすいとされます。薬と合わせて飲酒や食事の見直しも大切です。具体的な範囲は医師に相談してください。
Q. 水分はたくさん摂った方がよいですか
尿への排泄を促すタイプでは結石予防のため水分が重要です。摂取量は腎臓や心臓の状態にもよるので医師に確認してください。
Q. 飲み始めに発作が起きました
尿酸値が変動する時期に一時的に起きることがあります。自己判断で中止せず、医師に相談してください。
Q. 尿酸値はどこまで下げますか
目標値は合併症などにより異なります。医師の指示に従い、定期的に検査を受けましょう。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索