気管支喘息に使われる薬

気管支喘息に用いられる吸入ステロイド・気管支拡張薬などを、添付文書の効能・効果から逆引きした一覧です。現在 87 成分を掲載しています。各薬剤ページでは PMDA 添付文書に基づく用法・用量、禁忌、副作用と薬価を確認できます。

気管支喘息とは

気管支喘息は、空気の通り道である気管支に慢性的な炎症が起き、さまざまな刺激に過敏になって発作的に狭くなる病気です。せき・ぜいぜい・ヒューヒューという音(喘鳴)・息苦しさ・胸の苦しさが、夜間や早朝に出やすいのが特徴です。症状がないときも気道の炎症は続いていることが多く、放置すると発作を繰り返しやすくなります。気道が慢性的に炎症を起こして敏感になり、発作的に狭くなることでゼーゼー・息苦しさ・咳を繰り返します。症状がないときも炎症は続くため、継続した管理が大切です。

気管支喘息の薬の選び方・ポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

気管支喘息の治療の進め方

治療の中心は、気道の炎症を抑える吸入ステロイドを使った長期管理で、症状がないときも続けることが大切です。必要に応じて気管支を広げる薬との配合剤などを併用します。発作を止める薬と、発作を防ぐ薬は役割が異なります。自己判断で管理薬をやめると発作が起こりやすくなるため、症状や状態をみながら医師と相談して調整します。発作を止める薬と、毎日続ける長期管理薬(吸入ステロイドなど)は役割が異なります。症状がなくても自己判断で吸入をやめず、正しい吸入手技とうがいを含めて継続することが発作予防の鍵になります。

セルフケア・日常生活の工夫

タバコの煙・ダニ・ペット・冷気など発作の引き金を避け、かぜの予防(手洗い・うがい)を心がけます。予防の吸入は症状がなくても続けることが大切で、吸入後はうがいをします。発作時の対応をあらかじめ主治医と決めておきましょう。

📌 受診・相談の目安

せきやぜいぜいが続く、夜間や早朝に息苦しさで目が覚める、発作の回数が増えてきたといった場合は受診をおすすめします。発作を止める薬を使っても息苦しさが改善しない、会話が苦しい、唇が青白いといったときは、ためらわず救急受診が必要です。吸入薬は症状がなくても続けることが大切で、自己判断で中止しないようにしてください。

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気管支喘息の適応を持つ薬剤

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この病気で使われる薬のタイプ(薬効分類)

この病気に関連する薬の比較

関連する基礎ガイド(くわしい解説)

よくある質問

Q. 症状がないときも吸入薬を続ける必要がありますか?
気管支喘息は症状がないときも気道の炎症が続いていることが多く、吸入ステロイドはその炎症を抑えるために継続します。自己判断でやめると発作が起こりやすくなります。やめたいときは必ず医師に相談し、指示に従って調整してください。
Q. 発作を止める薬と防ぐ薬はどう違いますか?
発作を止める薬は症状が出たときに気管支を広げて楽にするもの、防ぐ薬は毎日続けて炎症を抑え発作を起こりにくくするものです。役割が異なるため使い分けが大切です。具体的な使い方は医師・薬剤師に確認してください。
Q. 吸入後にうがいをするのはなぜですか?
吸入ステロイドの一部が口やのどに残ると、声がれや口腔カンジダ症の原因になることがあります。これを防ぐため、吸入後にうがいをするのがすすめられます。うがいが難しい場合の対応も含め、使い方は医師・薬剤師に相談してください。
Q. どんなときに救急受診すべきですか?
発作を止める薬を使っても息苦しさが改善しない、横になれない、会話が途切れる、唇や爪が青白いといったときは、重い発作の可能性があり緊急の受診が必要です。様子がいつもと違うと感じたら、迷わず医療機関を受診してください。
Q. 症状がないときも吸入を続けるのはなぜですか?
喘息は症状がなくても気道の炎症が続いていることがあり、予防の吸入(ステロイド)を続けることで発作を防ぎます。自己判断で中止すると悪化することがあるため、続けてください。
Q. 発作が起きたときはどうすればよいですか?
発作時用の薬(気管支を広げる吸入)を決められた方法で使います。効きが悪い・くり返すときは早めに受診を。対応の手順はあらかじめ主治医と決めておきましょう。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索