吸入薬(喘息・COPD)の正しい使い方
吸入薬は正しく使えないと効果が十分に出ません。基本のコツと使用後のうがいについて解説します。
使い方のコツ
息を吐いてから、薬に合わせてゆっくり深く、または勢いよく吸い込みます。デバイスごとに手順が異なるため、最初に薬剤師に確認しましょう。
使用後のうがい
吸入ステロイドの後は、口の中の残りによる声がれ・口内カンジダを防ぐため、うがいをします。
吸入器の種類による違い
吸入器には、霧状の薬を噴霧するタイプと、粉末を自分の息で吸い込むタイプなどがあります。タイプによって、息を吸う強さやタイミング、操作の手順が異なるため、自分の器具に合った使い方を覚えることが大切です。
別の器具に変わったときは、以前のやり方が通用しないことがあります。新しい器具を渡されたら、その場で薬剤師に実演してもらい、自分でも一度試して確認すると、使い方の間違いを防ぎやすくなります。
効果を感じにくいときの確認点
吸入しても効果を感じにくいときは、まず使い方を見直しましょう。息を吸うタイミングがずれている、吸う力が弱い、容器を正しくセットできていない、といった点がよくある原因です。残量が少なくなっていないかも確認します。
正しく使えていても症状が改善しない、あるいは発作が増えていると感じるときは、自己判断で量を増やさず受診してください。長く使う予防の薬は、効果がすぐ実感できなくても続けることが大切な場合があります。
持ち運びと保管の注意
吸入器は高温や直射日光を避けて保管します。車内など暑くなる場所に長時間置くと、薬や器具が傷むことがあります。湿気にも弱いタイプがあり、粉末の薬は使う直前まで密閉しておくのが基本です。
外出時に持ち歩くときは、衝撃や水ぬれに注意してください。発作時にすぐ使う薬は、いつも決めた場所に入れて持ち歩くと、いざというときに慌てずに済みます。残量の目安も日頃から把握しておきましょう。
関連する薬の比較
薬事典で関連ページを見る
吸入ステロイド(ICS) / 気管支拡張薬 / 気管支喘息の薬 / COPD(慢性閉塞性肺疾患)の薬 / 咳喘息の薬
よくある質問
Q. 吸入後にうがいをするのはなぜですか
Q. 発作のときの薬と毎日使う薬は何が違いますか
Q. うまく吸えているか自分で確かめる方法はありますか
Q. 症状が落ち着いたら自分でやめてもよいですか
監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)
本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。
本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項 / 薬を検索