強迫症(強迫性障害)に使われる薬

強迫症(強迫性障害)に用いられる薬(SSRI など)を、添付文書の効能・効果から逆引きした一覧です。現在 5 成分を掲載しています。各薬剤ページでは PMDA 添付文書に基づく用法・用量、禁忌、副作用と薬価を確認できます。

強迫症(強迫性障害)とは

強迫症(強迫性障害)は、自分でも「おかしい」「やりすぎ」とわかっていても、ある考えが繰り返し頭に浮かんで強い不安が生じ(強迫観念)、その不安を打ち消すために同じ行為を繰り返してしまう(強迫行為)病気です。手洗いや確認をやめられない、数や順番へのこだわり、汚れや加害・不吉なことへの過剰な心配などがみられます。時間を大きく取られ、生活・仕事・学業に支障が出ます。本人の努力不足や性格の問題ではなく、脳の情報処理のかたよりが関わると考えられています。

強迫症(強迫性障害)の薬の選び方・ポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

強迫症(強迫性障害)の治療の進め方

治療は、薬(SSRI)と認知行動療法(曝露反応妨害法)が二本柱です。SSRIはうつ病に使うときより多めの量・長めの期間が必要になることがあり、効果の実感まで数週間かかります。曝露反応妨害法は、不安な状況にあえて少しずつ触れ、打ち消し行為をしないでいる練習を通じて、不安が自然に下がる体験を積む方法です。自己判断で薬を急にやめると悪化・再発しやすいため、良くなっても医師と相談しながら調整します。

セルフケア・日常生活の工夫

「確認を代わりにやってあげる」「大丈夫と何度も保証する」といった家族の巻き込まれを、専門家の助言のもとで少しずつ減らすことが回復に役立ちます。睡眠・生活リズムを整え、疲れやストレスをためすぎないことも大切です。

📌 受診・相談の目安

手洗い・確認などに毎日多くの時間を取られる、やめたくてもやめられず生活に支障がある、強い不安で外出や仕事が難しいときは、精神科・心療内科に相談してください。

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強迫症(強迫性障害)の適応を持つ薬剤

この病気で使われる薬のタイプ(薬効分類)

関連する基礎ガイド(くわしい解説)

よくある質問

Q. ただの心配性や潔癖とどう違うのですか?
強迫症は、やりすぎとわかっていてもやめられず、時間を大きく取られて生活に支障が出る点が異なります。つらさが続くときは相談してください。
Q. どんな薬を使いますか?
SSRI(フルボキサミン・パロキセチン等)が中心です。うつ病のときより多めの量・長めの期間を要することがあり、効果まで数週間かかります。
Q. 薬だけで治りますか?
薬に加えて、曝露反応妨害法という認知行動療法が有効です。両方を組み合わせると効果が高まるとされます。
Q. 家族はどう接すればよいですか?
確認を代わりにする・何度も保証するなどの「巻き込まれ」は、専門家の助言のもとで少しずつ減らすのが回復に役立ちます。まず主治医に相談してください。
Q. すぐ効きますか?
効果の実感には数週間かかることがあります。自己判断で中止せず、続けながら医師と調整してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索