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アセメタシン
先発: ランツジールコーワ
薬効分類: 解熱鎮痛・消炎
アセメタシンは解熱鎮痛・消炎に分類される医薬品です。主な適応は「下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛 肩関節周囲炎、腰痛症、頸肩腕症候群、変形性関節症、関節リウマチ 手術後及び外傷後の消炎・鎮痛 下記疾患の解熱」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。
⚠ 安全サマリー
禁忌消化性潰瘍のある患者[消化性潰瘍、胃腸出血等が報告されており、潰瘍を悪化させるおそれがある詳細 ↓併用禁忌トリアムテレン(トリテレン) 相互に副作用が増強され、急性腎障害を起こすことがある詳細 ↓主な副作用■重大な副作用 ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(頻度不明) 消化管穿孔、消化管出詳細 ↓内服・錠
用法・用量
〈肩関節周囲炎、腰痛症、頸肩腕症候群、変形性関節症、関節リウマチ、手術後及び外傷後の消炎・鎮痛〉
通常、成人にはアセメタシンとして1回30mgを1日3~4回(1日量として90~120mg)経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高用量は180mgとする。
〈急性上気道炎の解熱・鎮痛〉
通常、成人にはアセメタシンとして、1回量30mgを頓用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、原則として1日2回までとし、1日最大90mgを限度とする。また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
| 規格 | 先発薬価 | 後発薬価 |
|---|---|---|
| 30mg | 10.4/錠 | — |
効能・効果
下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛
肩関節周囲炎、腰痛症、頸肩腕症候群、変形性関節症、関節リウマチ
手術後及び外傷後の消炎・鎮痛
下記疾患の解熱・鎮痛
急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)
禁忌
消化性潰瘍のある患者[消化性潰瘍、胃腸出血等が報告されており、潰瘍を悪化させるおそれがある。]
重篤な血液の異常のある患者[血液の異常が報告されており、悪化させるおそれがある。]
重篤な腎障害のある患者
重篤な肝障害のある患者
重篤な心機能不全のある患者[プロスタグランジン合成阻害作用による水、Na貯留傾向があるため、症状を悪化させるおそれがある。]
重篤な高血圧症のある患者[プロスタグランジン合成阻害作用による水、Na貯留傾向があるため、血圧を更に上昇させるおそれがある。]
重篤な膵炎のある患者[非ステロイド性消炎鎮痛剤による膵炎が報告されており、症状を悪化させるおそれがある。]
本剤の成分、インドメタシン又はサリチル酸系化合物(アスピリン等)に対し過敏症の既往歴のある患者
アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[プロスタグランジン合成阻害作用により、喘息を悪化又は誘発するおそれがある。]
妊婦又は妊娠している可能性のある女性
トリアムテレンを投与中の患者
副作用
■重大な副作用
ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(頻度不明)
消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍、出血性大腸炎、腸管の狭窄・閉塞、潰瘍性大腸炎(いずれも頻度不明)
無顆粒球症、再生不良性貧血、溶血性貧血、骨髄抑制(いずれも頻度不明)
急性腎障害、間質性腎炎、ネフローゼ症候群(いずれも頻度不明)
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、剥脱性皮膚炎(いずれも頻度不明)
喘息発作(アスピリン喘息)等の急性呼吸障害(頻度不明)
痙攣、昏睡、錯乱(いずれも頻度不明)
性器出血(頻度不明)
うっ血性心不全、肺水腫(いずれも頻度不明)
血管性浮腫(頻度不明)
肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
心筋梗塞、脳血管障害(いずれも頻度不明)
■その他の副作用
【0.1~5%未満】胃痛、胃部不快感、悪心・嘔気・嘔吐、食欲不振、胸やけ、下痢・軟便、口内炎、発疹、頭痛、浮腫
【0.1%未満】胃重・胃もたれ、腹痛、腹部膨満感、便秘、舌の荒れ、口渇、口唇ヘルペス、口中の苦み、便潜血、貧血、血小板減少、そう痒感、AST・ALTの上昇、頭重、昏迷、クレアチニン値の上昇、尿回数の減少、流涙、霧視、しびれ感(手、口唇)、顔面ほてり感、胸部しめつけ感、手のこわばり、歯肉腫脹
【頻度不明】顆粒球減少、血小板機能低下(出血時間の延長)、角膜混濁注2)、網膜障害注2)
飲み合わせ(併用禁忌)
トリアムテレン(トリテレン)
相互に副作用が増強され、急性腎障害を起こすことがある。
トリアムテレンによる腎血流量の低下に基づく腎障害のために代償的に腎でのプロスタグランジン合成が亢進されるが、インドメタシンによりそのプロスタグランジン合成が阻害されるためと考えられている。
同成分・同種薬(非ステロイド性抗炎症・鎮痛・解熱剤)
くわしい解説(薬の種類・基礎ガイド)
NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬) / 痛み止め(鎮痛薬)の種類と選び方 / 痛み止め(NSAIDs)で胃を痛めないために
この薬が使われる主な病気・症状
よくある質問
Q. アセメタシンは何に使う薬ですか?
Q. アセメタシンの用法・用量(飲み方)は?
Q. アセメタシンの主な副作用は何ですか?
Q. アセメタシンにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
Q. アセメタシンで注意が必要な飲み合わせはありますか?
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本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項 / 薬事典で検索
出典: PMDA 添付文書
監修医による解説
アセメタシンは、インドメタシンのプロドラッグとして設計された非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)です。シクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害しプロスタグランジン産生を抑制することで、優れた消炎・鎮痛・解熱作用を発揮します。関節リウマチなどの慢性疾患から、急性上気道炎まで幅広く用いられます。
※ 添付文書をもとに作成し、監修医が確認した参考情報です。
監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)