こころみ薬事典

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全科

ピモベンダン

薬効分類: 内科・生活習慣病

ピモベンダンは内科・生活習慣病に分類される医薬品です。主な適応は「下記の状態で、利尿剤等を投与しても十分な心機能改善が得られない場合 急性心不全 下記の状態で、ジギタリス製剤、利尿剤等の基礎治療剤を投与して」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。

⚠ 安全サマリー

主な副作用■重大な副作用 心室細動(頻度不明) 心室頻拍(頻度不明)、心室性期外収縮(頻度不明) 肝機詳細 ↓

監修医による解説

心筋のカルシウム感受性を高める作用と、ホスホジエステラーゼⅢ(PDE3)を阻害する作用を併せ持つ強心薬です。心収縮力を増強しつつ末梢血管を拡張させ、心臓の前負荷・後負荷を共に軽減します。他の治療薬で効果不十分な急性・慢性心不全に用いられます。

  • 強心作用と血管拡張作用を併せ持ち、心臓への負担を軽減します。
  • 不整脈(心室細動、心室頻拍等)や肝機能障害の発現に注意が必要です。
  • 投与中は心電図モニターや肝機能検査を定期的に行うことが望ましいです。

※ 添付文書をもとに作成し、監修医が確認した参考情報です。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

内服・錠

用法・用量

〈急性心不全〉
成人にはピモベンダンとして1回2.5mgを経口投与する。なお、患者の病態に応じ、1日2回経口投与することができる。また、必要に応じて、ジギタリス製剤等と併用する。
〈慢性心不全(軽症~中等症)〉
通常、成人にはピモベンダンとして1回2.5mgを1日2回食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、ジギタリス製剤、利尿剤等と併用する。

規格先発薬価後発薬価
0.625mg19.6〜・1社
1.25mg31.9〜・1社
2.5mg59.6〜・1社

効能・効果

下記の状態で、利尿剤等を投与しても十分な心機能改善が得られない場合
急性心不全
下記の状態で、ジギタリス製剤、利尿剤等の基礎治療剤を投与しても十分な効果が得られない場合
慢性心不全(軽症~中等症)

副作用

■重大な副作用
心室細動(頻度不明)
心室頻拍(頻度不明)、心室性期外収縮(頻度不明)
肝機能障害、黄疸(頻度不明)
■その他の副作用
【0.1~5%未満】動悸、低血圧、腹痛、悪心・嘔吐、胸やけ、頭痛、めまい、頭重感、咳、喀痰、息苦しさ、皮疹、尿酸値の上昇、貧血、手のむくみ、好酸球の上昇
【頻度不明】上室性頻拍、房室ブロック、心房細動、心房粗動、頻脈、食欲不振、クレアチニンの上昇、BUNの上昇、白血球減少、血小板減少、顔面潮紅、浮腫、倦怠感

この薬が使われる主な病気・症状

心不全心不全

よくある質問

Q. ピモベンダンは何に使う薬ですか?
ピモベンダンは内科・生活習慣病に分類される医薬品で、主に「下記の状態で、利尿剤等を投与しても十分な心機能改善が得られない場合 急性心不全 下記の状態で、ジギタリス製剤、利尿剤等の基礎治療剤を投与しても十分な効果が得られない場合 慢性心不全(軽症~中等症)」などに用いられます。
Q. ピモベンダンの用法・用量(飲み方)は?
添付文書では「〈急性心不全〉 成人にはピモベンダンとして1回2.5mgを経口投与する」などとされています。実際の用法・用量は症状や年齢で異なるため、医師の指示と最新の添付文書に従ってください。
Q. ピモベンダンの主な副作用は何ですか?
主な副作用として「■重大な副作用 心室細動(頻度不明) 心室頻拍(頻度不明)、心室性期外収縮(頻度不明) 肝機能障害、黄疸(頻度不明) ■その他の副作用 【0.1~5%未満】動悸、低血圧、腹痛、悪心・嘔吐、胸やけ、頭痛、めまい、頭重感、咳」などが報告されています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
Q. ピモベンダンにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
後発医薬品(ジェネリック)があります。
出典: 添付文書情報は 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の提供データに基づきます。基本情報・薬価は厚生労働省 薬価基準、包装は MEDIS HOT コードマスターによります。
📄 添付文書(PMDA・PDF)を開く免責事項・出典について

本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項薬事典で検索