心不全に使われる薬

心不全に用いられる薬を、添付文書の効能・効果から逆引きした一覧です。現在 54 成分を掲載しています。各薬剤ページでは PMDA 添付文書に基づく用法・用量、禁忌、副作用と薬価を確認できます。

心不全とは

心不全は、心臓のポンプの働きが低下し、全身に十分な血液を送りにくくなった状態です。息切れ・むくみ・だるさ・体重増加などが現れ、悪化と落ち着きをくり返すことがあります。高血圧や心筋梗塞、弁膜症などさまざまな心臓の病気が背景になります。慢性心不全は、心臓のポンプの働きが慢性的に低下した状態で、息切れ・むくみ・疲れやすさなどをきたし、さまざまな心臓の病気が背景になります。

心不全の薬の選び方・ポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

心不全の治療の進め方

塩分や水分の管理、適度な活動など生活面の調整が基本です。あわせて、症状を和らげ予後の改善が期待される薬を病態に応じて組み合わせて使います。これらは継続が重要で、自己判断で中止すると悪化することがあるため、調整は必ず医師に相談してください。心臓の負担を軽くする薬(ARB/ARNI・β遮断薬・MRA・SGLT2阻害薬・利尿薬など)を組み合わせます。体重・むくみ・息切れを毎日みて、塩分・水分の管理を行い、自己判断で中止しないことが大切です。

セルフケア・日常生活の工夫

減塩と体重の毎日測定が基本です。短期間の体重増加やむくみ・息切れの悪化は水分がたまるサインのことがあります。水分は指示に従い、禁煙・無理のない範囲の活動を。急な悪化は早めに受診してください。

📌 受診・相談の目安

息切れの悪化、急なむくみ、短期間での体重増加、横になると苦しい、夜に咳や息苦しさで目が覚めるなどは受診の目安です。安静時の強い息苦しさや胸の痛みがあるときは速やかに受診を。薬は自己判断で中断しないでください。

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心不全の適応を持つ薬剤

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この病気で使われる薬のタイプ(薬効分類)

この病気に関連する薬の比較

関連する基礎ガイド(くわしい解説)

よくある質問

Q. 心不全で体重を測るのはなぜですか
短期間の急な体重増加は、体に水分がたまっているサインのことがあります。日々の体重の変化は悪化に早く気づく手がかりになるため、記録を主治医に伝えてください。
Q. 塩分はどのくらい控えるべきですか
塩分の摂りすぎはむくみや息切れの悪化に関わることがあります。適切な量は重症度などで異なるため、自己流にせず医師や管理栄養士に相談して決めてください。
Q. 症状が落ち着いたら薬をやめてよいですか
心不全の薬は症状が落ち着いても継続が重要とされるものが多くあります。自己判断で中止すると悪化することがあるため、やめてよいかは必ず主治医に相談してください。
Q. 運動はしてもよいですか
状態が安定していれば適度な活動がすすめられることがありますが、無理は禁物です。どの程度の運動が適切かは個々の病態で異なるため、主治医に確認してください。
Q. 心不全で体重を毎日測るのはなぜですか?
短期間での体重増加は、体に水分がたまっているサインのことがあります。急な増加・むくみ・息切れの悪化に気づいたら早めに受診してください。記録は診察に役立ちます。
Q. 塩分を控えるとよいのはなぜですか?
塩分をとりすぎると体に水分がたまり、心臓の負担が増えます。減塩は治療の一部です。具体的な目標量は医師にご相談ください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索