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硝酸イソソルビド
先発: ニトロール
薬効分類: 循環器
硝酸イソソルビドは循環器に分類される医薬品です。主な適応は「狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。
⚠ 安全サマリー
禁忌重篤な低血圧又は心原性ショックのある患者[血管拡張作用によりさらに血圧を低下させ、症状を悪化詳細 ↓併用禁忌ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤 シルデナフィルクエン酸塩(バイアグラ、レバチオ)詳細 ↓主な副作用■その他の副作用 【0.1~5%未満】めまい・ふらつき、熱感、潮紅、動悸、頭痛、頭重、悪心・詳細 ↓内服・錠
用法・用量
通常、成人に対し、1回1錠(硝酸イソソルビドとして20mg)を1日2回経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。本剤はかまずに服用すること。
| 規格 | 先発薬価 | 後発薬価 |
|---|---|---|
| 20mg | 9.2/錠 | — |
内服・カプセル
用法・用量
通常成人は、1回1カプセル(硝酸イソソルビドとして20mg)を1日2回、経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。
| 規格 | 先発薬価 | 後発薬価 |
|---|---|---|
| 20mg | 8.5/カプセル | 6.1〜・1社 |
内服・徐放錠
| 規格 | 先発薬価 | 後発薬価 |
|---|---|---|
| 20mg | — | 6.1〜・1社 |
外用・テープ
用法・用量
通常、成人に対し、1回1枚(硝酸イソソルビドとして40mg)を胸部、上腹部又は背部のいずれかに貼付する。貼付後24時間又は48時間ごとに貼りかえる。なお、症状により適宜増減する。
| 規格 | 先発薬価 | 後発薬価 |
|---|---|---|
| 40mg | 38.4/枚 | 22.2〜・4社 |
外用
用法・用量
通常、成人には、1回1噴霧(硝酸イソソルビドとして1.25mg)を口腔内に投与する。なお、効果不十分の場合には、1回1噴霧にかぎり追加する。
| 規格 | 先発薬価 | 後発薬価 |
|---|---|---|
| 1.25mg | 834.3/瓶 | — |
注射・静注
用法・用量
〈急性心不全〉
通常、成人には、硝酸イソソルビドとして1時間あたり1.5~8mgを持続静注する。投与量は患者の病態に応じて適宜増減するが、増量は1時間あたり10mgまでとする。
〈不安定狭心症〉
通常、成人には、硝酸イソソルビドとして1時間あたり2~5mgを持続静注する。投与量は患者の病態に応じて適宜増減する。
| 規格 | 先発薬価 | 後発薬価 |
|---|---|---|
| 25mg | 639/筒 | — |
| 50mg | 1291/袋 | — |
| 100mg | 2066/袋 | — |
注射
用法・用量
〈急性心不全〉
通常、成人には、本剤を注射液そのまま、又は生理食塩液、5%ブドウ糖注射液等で希釈して0.05~0.001%溶液とし、硝酸イソソルビドとして1時間あたり1.5~8mgを点滴静注する。投与量は患者の病態に応じて適宜増減するが、増量は1時間あたり10mgまでとする。
〈不安定狭心症〉
通常、成人には、本剤を注射液そのまま、又は生理食塩液、5%ブドウ糖注射液等で希釈して0.05~0.001%溶液とし、硝酸イソソルビドとして1時間あたり2~5mgを点滴静注する。投与量は患者の病態に応じて適宜増減する。
〈冠動脈造影時の冠攣縮寛解〉
通常、成人には、冠動脈造影時に本剤を注射液そのまま、硝酸イソソルビドとして5mgをカテーテルを通し、バルサルバ洞内に1分以内に注入する。なお、投与量は、患者の症状に応じて適宜増減するが、投与量の上限は10mgまでとする。
| 規格 | 先発薬価 | 後発薬価 |
|---|---|---|
| 5mg | 160/管 | 201〜・2社 |
| 50mg | — | 1022〜・2社 |
| 100mg | — | 2146〜・1社 |
効能・効果
狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患
禁忌
重篤な低血圧又は心原性ショックのある患者[血管拡張作用によりさらに血圧を低下させ、症状を悪化させるおそれがある。]
閉塞隅角緑内障の患者[眼圧を上昇させるおそれがある。]
頭部外傷又は脳出血のある患者[頭蓋内圧を上昇させるおそれがある。]
高度な貧血のある患者[血圧低下により貧血症状(めまい、立ちくらみ等)を悪化させるおそれがある。]
硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤(シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、タダラフィル)又はグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤(リオシグアト)を投与中の患者
副作用
■その他の副作用
【0.1~5%未満】めまい・ふらつき、熱感、潮紅、動悸、頭痛、頭重、悪心・嘔吐、胃部不快感・上腹部痛
【0.1%未満】浮腫、血圧低下、全身倦怠感、耳鳴、食欲不振、AST、ALTの上昇等、発疹
【頻度不明】脱力感、不快感
飲み合わせ(併用禁忌)
ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤
シルデナフィルクエン酸塩(バイアグラ、レバチオ)バルデナフィル塩酸塩水和物(レビトラ)タダラフィル(シアリス、アドシルカ、ザルティア)
併用により、降圧作用を増強することがあるので、本剤投与前にこれらの薬剤を服用していないことを十分確認すること。また、本剤投与中及び投与後においてこれらの薬剤を服用しないよう十分注意すること。
本剤はcGMPの産生を促進し、一方、ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する。
グアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤
リオシグアト(アデムパス)
併用により、降圧作用を増強することがあるので、本剤投与前にこれらの薬剤を服用していないことを十分確認すること。また、本剤投与中及び投与後においてこれらの薬剤を服用しないよう十分注意すること。
本剤とグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤は、ともにcGMPの産生を促進することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する。
くわしい解説(薬の種類・基礎ガイド)
この薬が使われる主な病気・症状
よくある質問
Q. 硝酸イソソルビドは何に使う薬ですか?
Q. 硝酸イソソルビドの用法・用量(飲み方)は?
Q. 硝酸イソソルビドの主な副作用は何ですか?
Q. 硝酸イソソルビドにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
Q. 硝酸イソソルビドで注意が必要な飲み合わせはありますか?
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本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項 / 薬事典で検索
出典: PMDA 添付文書
監修医による解説
硝酸イソソルビドは、主に静脈を拡張することで心臓の前負荷・後負荷を軽減し、心筋の酸素需要を減らす硝酸薬です。この作用により、急性心不全や不安定狭心症の治療に用いられます。即効性があり、持続静注での厳密な血圧管理下での使用が基本となります。
※ 添付文書をもとに作成し、監修医が確認した参考情報です。
監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)