こころみ薬事典

こころみ薬事典

全科

ベラプロスト

先発: ドルナー

薬効分類: 内科・生活習慣病

ベラプロストは内科・生活習慣病に分類される医薬品です。主な適応は「慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善 原発性肺高血圧症」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。

⚠ 安全サマリー

禁忌出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、上部消化管出血、尿路出血、喀血、眼底出血等)[出血詳細 ↓主な副作用■重大な副作用 出血傾向(頻度不明) ショック、失神、意識消失(いずれも頻度不明) 間質性肺詳細 ↓

監修医による解説

血管を広げ血小板の働きをおさえる薬で、末梢動脈疾患による症状や、一部の肺高血圧症に用いられます。

  • 頭痛・ほてり・動悸・出血傾向が出ることがあります。
  • 抗血栓薬と併用するときは出血に注意します。
  • 飲み忘れなく続けることが大切です。気になる症状は相談してください。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

内服・錠

用法・用量

〈慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善〉
通常、成人には、ベラプロストナトリウムとして1日120μgを3回に分けて食後に経口投与する。
〈原発性肺高血圧症〉
通常、成人には、ベラプロストナトリウムとして1日60μgを3回に分けて食後に経口投与することから開始し、症状(副作用)を十分観察しながら漸次増量する。増量する場合には、投与回数を1日3~4回とし、最高用量を1日180μgとする。

規格先発薬価後発薬価
規格不明20.8/錠12.8〜・5社

効能・効果

慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善
原発性肺高血圧症

禁忌

出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、上部消化管出血、尿路出血、喀血、眼底出血等)[出血を増大するおそれがある。]
妊婦又は妊娠している可能性のある女性

副作用

■重大な副作用
出血傾向(頻度不明)
ショック、失神、意識消失(いずれも頻度不明)
間質性肺炎(頻度不明)
肝機能障害(頻度不明)
狭心症(頻度不明)
心筋梗塞(頻度不明)
■その他の副作用
【5%以上】頭痛、顔面潮紅
【1~5%未満】下痢、嘔気、食欲不振、腹痛、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、BUN上昇、ほてり、のぼせ、トリグリセライド上昇
【1%未満】貧血、白血球増多、発疹、湿疹、そう痒、眠気、ふらつき、嘔吐、口渇、胃不快感、ビリルビン上昇、Al-P上昇、血尿、動悸、潮紅、倦怠感、疼痛、関節痛、息苦しさ、耳鳴、発汗、冷汗
【頻度不明】出血傾向、皮下出血、鼻出血、好酸球増多、血小板減少、白血球減少、蕁麻疹、紅斑、めまい、立ちくらみ、もうろう状態、しびれ感、振戦、不眠、浮遊感、上腹部痛、胃潰瘍、胃障害、胸やけ、黄疸、頻尿、血圧低下、頻脈、浮腫、胸部不快感、胸痛、発熱、熱感、顎痛、気分不良、背部痛、頸部痛、脱毛、咳嗽、筋痛、脱力感

この薬が使われる主な病気・症状

高血圧症

よくある質問

Q. ベラプロストは何に使う薬ですか?
ベラプロストは内科・生活習慣病に分類される医薬品で、主に「慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善 原発性肺高血圧症」などに用いられます。
Q. ベラプロストの用法・用量(飲み方)は?
添付文書では「〈慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善〉 通常、成人には、ベラプロストナトリウムとして1日120μgを3回に分けて食後に経口投与する」などとされています。実際の用法・用量は症状や年齢で異なるため、医師の指示と最新の添付文書に従ってください。
Q. ベラプロストの主な副作用は何ですか?
主な副作用として「■重大な副作用 出血傾向(頻度不明) ショック、失神、意識消失(いずれも頻度不明) 間質性肺炎(頻度不明) 肝機能障害(頻度不明) 狭心症(頻度不明) 心筋梗塞(頻度不明) ■その他の副作用 【5%以上】頭痛、顔面潮紅」などが報告されています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
Q. ベラプロストにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
後発医薬品(ジェネリック)があります。
出典: 添付文書情報は 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の提供データに基づきます。基本情報・薬価は厚生労働省 薬価基準、包装は MEDIS HOT コードマスターによります。
📄 添付文書(PMDA・PDF)を開く免責事項・出典について

本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項薬事典で検索