高血圧症に使われる薬

高血圧症に用いられる降圧薬(ARB・Ca 拮抗薬・利尿薬など)を、添付文書の効能・効果から逆引きした一覧です。現在 124 成分を掲載しています。各薬剤ページでは PMDA 添付文書に基づく用法・用量、禁忌、副作用と薬価を確認できます。

高血圧症とは

高血圧症は、血圧が慢性的に高い状態が続くもので、診察室での測定で最高血圧140mmHg以上、または最低血圧90mmHg以上が目安とされます。多くは自覚症状がないまま進みますが、長く続くと血管に負担がかかり、脳卒中・心臓病・腎臓病などの危険が高まります。一部に他の病気が原因となる場合もあり、家庭での血圧測定が状態の把握に役立ちます。自覚症状が乏しいため放置されがちですが、早めの対策が将来の脳卒中・心臓病・腎臓病の予防につながります。

高血圧症の薬の選び方・ポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

高血圧症の治療の進め方

治療はまず、減塩・適正体重の維持・運動・節酒・禁煙といった生活習慣の改善から始めます。それでも血圧が下がらないときや危険度が高いときに、降圧薬を用います。年齢・合併症の有無などに応じて薬の種類を選び、複数を組み合わせることもあります。血圧は薬で安定しても自己判断で中止すると再び上昇するため、家庭血圧をみながら医師と相談して調整を続けます。降圧薬は作用の異なる種類(ARB・カルシウム拮抗薬・利尿薬など)を組み合わせることで、少ない副作用でしっかり下げられることがあります。家庭血圧を朝晩に測って記録し、受診時に持参すると調整に役立ちます。

セルフケア・日常生活の工夫

減塩(1日6g未満が目安)、適正体重の維持、適度な有酸素運動、節酒、禁煙が血圧の管理に役立ちます。家庭血圧を朝晩の決まった時間に測ると、治療の効果や変化を把握しやすくなります。ただし生活改善だけで十分に下がらないこともあり、薬とあわせて続けることが大切です。具体的な目標は医師に相談してください。

📌 受診・相談の目安

健診などで血圧が高いと指摘された場合や、家庭血圧が高い状態が続く場合は受診をおすすめします。強い頭痛・胸痛・手足のしびれ・ろれつが回らない・激しい動悸などがあるときは早めの受診が必要です。降圧薬は症状がなくても続けることが大切で、自己判断で中断すると血圧が急に上がることがあるため主治医に相談してください。

← 病名・症状の一覧へ

高血圧症の適応を持つ薬剤

頭文字でまとめています。見出しを選ぶと開閉できます。

13件
4件
1件
8件
2件
8件
2件
2件
1件
2件
3件
1件
3件
1件
2件
1件
5件
1件
5件
1件
1件
7件
3件
1件
2件
2件
2件
2件
6件
1件
1件
2件
5件
1件
2件
2件
1件
1件
1件
1件
1件
3件
1件
1件
1件
1件
1件
1件
1件
1件
1件
1件

この病気で使われる薬のタイプ(薬効分類)

この病気に関連する薬の比較

関連するけんさ値

関連する基礎ガイド(くわしい解説)

よくある質問

Q. 血圧の薬は一度始めたら一生やめられないのですか?
必ずしもそうではありません。生活習慣の改善や減量で血圧が安定すれば、医師の判断で減量・中止できる場合もあります。ただし自己判断での中止は再上昇を招くため、必ず主治医と相談しながら調整してください。
Q. 自覚症状がなくても薬を飲む必要がありますか?
高血圧は症状が出にくい一方で、放置すると脳卒中や心臓病の危険が高まります。症状の有無ではなく将来のリスクを下げるために治療を行うため、自覚がなくても継続が大切です。判断に迷うときは医師に相談してください。
Q. 家庭で血圧を測るときの注意点はありますか?
朝は起床後1時間以内・排尿後・服薬前に、夜は就寝前に、座って数分安静にしてから測るのが目安です。毎日同じ条件で記録し、診察時に持参すると治療の参考になります。詳しい測り方は医師・薬剤師にご確認ください。
Q. 減塩はどのくらい意識すればよいですか?
一般に成人では1日6g未満の食塩が目標の目安とされています。加工食品や麺類の汁、調味料に塩分が多く含まれます。急に厳しくしすぎず続けられる範囲から始めるとよく、具体的な目標は持病に応じて医師に相談してください。
Q. 家庭で血圧を測るときのコツはありますか?
朝と就寝前など決まった時間に、座って安静にしてから測るのが基本です。記録を受診時に見せると治療の参考になります。測り方は医師・薬剤師に確認しましょう。
Q. 血圧が下がったら薬をやめてよいですか?
薬で下がっているだけのことも多く、自己判断で中止すると再び上がることがあります。減量・中止は生活改善の状況をふまえ医師と相談してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索