感染性胃腸炎のケア(脱水を防ぐ)

感染性胃腸炎は、水分・電解質を補い脱水を防ぐことが基本です。家庭でのケアとうつさない工夫を医師監修で解説します。

← くすりの基礎ガイド一覧へ

水分と食事のとり方

少量ずつこまめに、経口補水液などで水分と電解質を補います。一気に飲むと吐きやすいため、スプーン数杯ずつから始めるのがコツです。

吐き気が落ち着いてきたら、おかゆ・うどんなど消化のよいものから少しずつ食べ始めます。脂っこいもの・刺激物・冷たすぎるものは控えめにします。

薬とうつさない工夫

下痢止めは、原因によってはかえって回復を遅らせることがあるため慎重に判断されます。整腸剤や吐き気止めが使われることがあります。自己判断で薬を使う前に相談を。

手洗いを徹底し、吐物・便は手袋・マスクで適切に処理し、タオルの共用を避けます。家庭内でうつさない配慮が大切です。

胃腸炎のときの水分と食事

ウイルス性の胃腸炎の多くは自然に回復し、治療の中心は脱水を防ぐこと(経口補水液を少量ずつこまめに)です。抗菌薬は基本的に不要で、下痢を無理に止めると回復が遅れることもあります。落ち着いてきたら、消化のよいものから少しずつ食べます。

手洗い・便や吐物の適切な処理・調理の衛生で、家庭内などへの二次感染を防ぎます。水分がとれない・尿が出ない・ぐったりする・血便・強い腹痛・高熱が続くときは受診してください。

関連する薬の比較

薬事典で関連ページを見る

止瀉薬(下痢止め)整腸剤(プロバイオティクス)感染性胃腸炎の薬

よくある質問

Q. 何を飲めばよいですか?
経口補水液などで、少量ずつこまめに水分と電解質を補います。一気飲みは吐きやすいので避けましょう。
Q. 下痢止めは使ってよいですか?
かえって回復を遅らせることがあり、慎重に判断されます。自己判断せず医師・薬剤師に相談してください。
Q. 受診の目安は?
水分がとれない・尿が少ない・強いだるさ・血便・激しい腹痛・高熱が続くときは受診を。乳幼児・高齢者は特に早めに。
Q. 下痢止めを飲んでいい?
感染性では止めない方がよいことがあります。まず水分・塩分の補給を。血便や高熱を伴うときは受診してください。
Q. いつから食べていい?
吐き気が落ち着いたら、消化のよいものから少しずつ。脱水対策の水分補給を優先します。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索