ステロイド内服の副作用と急にやめてはいけない理由
ステロイドの飲み薬は効果が高い一方、副作用や中止のしかたに注意が必要です。基本を解説します。
副作用
長期・高用量では、感染しやすさ・血糖上昇・骨粗鬆症・むくみ・不眠などが起こることがあります。指示量を守ることが大切です。
急にやめない
長く使った後に急に中止すると、体が不調になることがあります(離脱)。必ず医師の指示で徐々に減らします。
感染症と日常生活での注意
ステロイドの飲み薬は炎症や免疫の働きを抑えるため、使用中は感染症にかかりやすくなったり、症状が分かりにくくなったりすることがあります。手洗いなどの基本的な予防を心がけ、発熱などがあれば早めに相談してください。
長期に使う場合は、骨がもろくなる、血糖や血圧が上がるといった変化にも注意が必要とされます。定期的な検査を受け、気になる症状は自己判断せず医療機関に伝えることが大切です。
シックデイなど特別なときの対応
発熱や下痢、手術や強いストレスがかかるときは、体が必要とするステロイドの量が一時的に増えることがあります。こうした状況では、普段通りの量では足りなくなる場合があるとされています。
体調を大きく崩したときや手術の予定があるときは、ステロイドを使っていることを必ず医療者に伝えてください。量の調整が必要かどうかは医師が判断します。お薬手帳での共有も役立ちます。
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よくある質問
Q. なぜ急にやめてはいけないのですか
長く使うと体が自分でステロイドをつくる力が低下することがあり、急にやめると体調を大きく崩すおそれがあります。やめる際は医師の指示に従い、少しずつ減らすのが基本です。
Q. 飲み忘れたときはどうすればよいですか
気づいた時点で対応が異なるため、自己判断で二回分をまとめないでください。特に長期使用中の飲み忘れは影響が出ることがあるので、薬局や医療機関に確認すると安心です。
Q. 体調がよくなったら自分で減らしてよいですか
症状が落ち着いても、減らし方や中止の時期は医師が慎重に判断します。自己判断で減量や中止をせず、必ず指示に沿って調整してください。
Q. ステロイドを使っていることを伝える必要はありますか
はい、他の医療機関の受診時や手術前には必ず伝えてください。量の調整が必要になることがあるため、お薬手帳に記載しておくと共有がスムーズです。
監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)
本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。
本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項 / 薬を検索