副腎皮質ステロイド(内服)

炎症やアレルギー、免疫の過剰な反応を強力に抑える飲み薬で、幅広い病気に用いられます。現在 6 成分を掲載しています。

副腎皮質ステロイド(内服)とは

副腎皮質ステロイドの内服薬は、体内のホルモンに似た働きで、炎症・アレルギー・免疫の過剰な反応を強力に抑える薬です。気管支喘息の発作、膠原病・自己免疫疾患、重いアレルギー、皮膚・腎臓・血液の病気など、非常に幅広い病気に用いられる、効果の高い薬です。

副腎皮質ステロイド(内服)のポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

主な薬と選び方

プレドニゾロンを基準に、より強く長く効くベタメタゾン・デキサメタゾンなどがあります。『力価(○mgで同等)』という換算で、病気や状況に合わせて種類と量が選ばれます。短期間だけ使う場合と、少量を長く続ける場合とで、注意点も異なります。

副作用と注意点

効果が高い一方、長期・高用量では感染しやすくなる・血糖上昇・骨粗しょう症・胃の障害・不眠・むくみ・満月様顔貌などの副作用が出ることがあります。最も重要な注意は急にやめないことで、体が自前のステロイドを作りにくくなっているため、急な中止で強いだるさや血圧低下(離脱症状)が起こることがあります。必ず医師の指示で徐々に減らします。

セルフケア・生活の工夫

自己判断で増減・中止しないことが最も大切です。感染予防(手洗い等)、カルシウム・骨の管理、血糖・血圧の確認など、医師の指示に沿ったケアを行います。発熱や強い体調不良のときは早めに相談してください。

📌 受診・相談の目安

発熱・強い倦怠感・激しい腹痛・血糖の異常、急に薬が飲めなくなったときは、早めに医師に相談してください。ワクチンや手術の予定があるときも申告を。

主に使われる病気・症状

顔面神経麻痺突発性難聴

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副腎皮質ステロイド(内服)に分類される主な薬剤

よくある質問

Q. ステロイドの飲み薬は危険ですか?
正しく使えば非常に有効な薬です。ただし長期・高用量では副作用に注意が必要で、医師の管理のもとで使います。
Q. 急にやめてはいけないのはなぜですか?
体がステロイドを自前で作りにくくなっているため、急な中止で離脱症状が出ることがあります。徐々に減らします。
Q. どんな副作用がありますか?
感染しやすさ・血糖上昇・骨粗しょう症・不眠・むくみなどです。気になる症状は医師に相談してください。
Q. ワクチンは打てますか?
種類や治療内容によります。必ず医師に相談してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索