ステロイドの薬(外用・内服)の基礎
ステロイドは炎症や免疫の過剰な反応を抑える薬で、外用・内服・吸入・注射などさまざまな形で使われます。正しく使えば有用な薬です。基礎をまとめます。
外用ステロイド
湿疹・皮膚炎などに用います。部位・重症度に応じた強さ(ランク)を選び、適切な量を塗ることが大切です。顔や皮膚の薄い部位は弱めを選びます。
内服・全身のステロイド
強い炎症・免疫の病気に用います。急に中止すると体調が悪化することがあるため、必ず指示どおりに減らします。長期では感染症・血糖・骨などへの影響に注意します。
誤解されやすい点
「ステロイド=怖い」と自己判断で中止・減量すると、かえって症状が悪化することがあります。用法・用量を守って使うことが大切です。
外用ステロイドの塗り方の基本
外用ステロイドは、医師から指示された部位に、必要な量を適切な回数で塗ることが基本です。量が少なすぎると効果が十分に出ず、逆に自己判断で広範囲に使い続けるのも望ましくありません。塗る範囲や期間は症状によって調整されます。
症状が落ち着いてきたからといって急にやめると、ぶり返すことがあります。一方で、よくなった後も漫然と使い続けるのも避けたほうがよいとされています。やめ方や減らし方も含めて、医師の指示に沿って使うことが大切です。
自己判断で中止しない理由
内服や全身に使うステロイドは、体の状態に合わせて量が調整されており、自己判断で急にやめると体調を崩すことがあるとされています。長く使っている場合はとくに注意が必要で、減らす際も医師の指示に従って段階的に行うのが原則です。
飲み忘れや量の調整について不安があるときは、自分で判断せず処方を受けた医療機関に相談してください。ステロイドは正しく使えば有用な薬であり、必要以上に怖がる必要はありませんが、やめ方を誤らないことが安全につながります。
関連する薬の比較
薬事典で関連ページを見る
ステロイド外用薬(副腎皮質ステロイド) / 副腎皮質ステロイド(内服) / アトピー性皮膚炎の薬 / 気管支喘息の薬 / 潰瘍性大腸炎の薬 / アトピー性皮膚炎の薬 / 乾癬の薬 / 顔面神経麻痺の薬 / 突発性難聴の薬 / 尋常性白斑の薬
よくある質問
Q. ステロイドは体に悪い薬なのですか?
Q. 症状がよくなったらすぐ塗るのをやめてよいですか?
Q. 外用ステロイドはどこに塗っても同じですか?
Q. 市販のステロイド外用薬を自分で使ってもよいですか?
監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)
本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。
本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項 / 薬を検索