アトピー性皮膚炎に使われる薬

アトピー性皮膚炎に用いられる外用薬・内服薬などを、添付文書の効能・効果から逆引きした一覧です。現在 37 成分を掲載しています。各薬剤ページでは PMDA 添付文書に基づく用法・用量、禁忌、副作用と薬価を確認できます。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎は、かゆみのある湿疹がよくなったり悪くなったりを繰り返す慢性の皮膚の病気です。肌のバリア機能が低下しやすく、乾燥や刺激、アレルギーなどが関係するとされています。肘やひざの内側、首、顔などに左右対称に湿疹が出やすく、強いかゆみでかきこわすと悪化します。年齢によって症状の出方が変わることがあります。皮膚のバリア機能の低下とアレルギー的な体質を背景に、かゆみのある湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す状態で、乾燥や汗・刺激が悪化要因になります。

アトピー性皮膚炎の薬の選び方・ポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

アトピー性皮膚炎の治療の進め方

毎日の保湿で肌のバリアを保つことが基本で、炎症にはステロイドやタクロリムスなどの外用薬を用います。かゆみには抗ヒスタミン薬を併用することがあります。重症の場合には生物学的製剤やJAK阻害薬などが検討されます。症状が落ち着いても自己判断で中止すると再燃しやすいため、塗る量や続け方、減らし方は医師と相談しながら進めてください。炎症をおさえる外用薬(ステロイド・非ステロイド)と保湿を組み合わせ、良くなってからも保湿を続けます。汗・乾燥・刺激などの悪化要因を避け、かゆみのコントロールが大切です。自己判断で急にやめないことが大切です。

セルフケア・日常生活の工夫

保湿を毎日続けることが基本です。汗・乾燥・こすれ・かくことが悪化要因になるため、爪を短く保ち、ぬるめの入浴でやさしく洗います。ステロイド外用は自己判断でやめず、保湿と併用しながら医師の指示に沿って使いましょう。

📌 受診・相談の目安

湿疹やかゆみが広がる、眠れないほどかゆい、じゅくじゅくして膿んでいるといった場合は受診してください。塗り薬を続けても改善しないときや、急に悪化したときも相談を。ステロイド外用薬を不安から自己判断で中断すると悪化することがあるため、主治医に相談しましょう。

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アトピー性皮膚炎の適応を持つ薬剤

頭文字でまとめています。見出しを選ぶと開閉できます。

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この病気で使われる薬のタイプ(薬効分類)

この病気に関連する薬の比較

関連する基礎ガイド(くわしい解説)

よくある質問

Q. ステロイド外用薬は使い続けて大丈夫ですか
医師の指示のもとで適切に使えば有用な治療とされています。不安から自己判断で中止すると悪化することがあるため、塗る量や減らし方は主治医と相談しながら進めてください。
Q. 保湿はどのくらい大切ですか
保湿は肌のバリアを保ち、症状の安定に役立つ基本のケアです。症状が落ち着いているときも続けることがすすめられます。具体的な方法は医師や薬剤師に相談してください。
Q. アトピーは食事制限で治りますか
自己判断での食事制限はすすめられません。食物が関係するかは個人差があり、栄養不足の心配もあります。気になる場合は医師に相談して必要性を確認してください。
Q. 大人になっても続くことがありますか
子どもの頃に軽快する方もいれば、大人まで続いたり大人で症状が出たりすることもあります。経過は個人差が大きいため、悪化時は自己判断せず受診して相談してください。
Q. ステロイドの塗り薬は怖くないですか?
正しく使えば有効で安全性の高い薬です。自己判断で急にやめると悪化することがあります。強さや使う量・期間は医師の指示に従い、保湿と併用することが大切です。
Q. 保湿はどのくらい続けますか?
症状が落ち着いても、皮膚のバリアを保つため保湿は続けることがすすめられます。入浴後など早めに塗ると効果的です。具体的な方法は医師・薬剤師に相談してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索