TMS治療(経頭蓋磁気刺激)とは?

TMS(経頭蓋磁気刺激)治療は、磁気の力で脳の特定の部位を刺激する治療法で、薬で十分な効果が得られないうつ病などに用いられます。患者さん向けに概要をまとめます。

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どんな治療か

頭部に当てたコイルから磁気を送り、気分の調整に関わる脳の部位(前頭前野)を刺激します。手術や麻酔は不要で、外来で受けられるのが特徴です。

対象となる方

主に、抗うつ薬で十分な効果が得られない、あるいは副作用で薬を続けにくいうつ病の方に検討されます。適応や可否は医師の診察で判断します。

受けるときの注意

一定期間、複数回の通院が必要です。体内に金属・刺激装置がある場合など、受けられない条件があります。薬物療法や精神療法と組み合わせて行うこともあります。

治療の進み方の目安

TMS治療は、一回だけで完結するのではなく、一定期間にわたって繰り返し受けるのが一般的とされています。一回あたりの所要時間や通院の回数は医療機関や状況によって異なるため、開始前にスケジュールの目安を確認しておくと、仕事や生活との調整がしやすくなります。

効果の感じ方には個人差があり、すぐに変化が出るとは限りません。途中で自己判断により中断すると十分な効果が得られないこともあります。経過の中で気になる変化があれば、続けながら担当の医師に伝え、相談しながら進めることが大切です。

薬物療法との関係

TMS治療は、薬による治療を必ずしも置き換えるものではなく、状況に応じて併用されることもあります。すでに服用している薬がある場合は、自己判断でやめず、TMSを受けることを担当医に伝えて全体の治療方針を整理してもらうことが大切です。

他の医療機関で処方を受けている場合や、複数の薬を使っている場合は、その情報を共有しておくと安全につながります。治療の組み合わせは一人ひとり異なるため、不安な点や希望があれば遠慮なく相談し、納得したうえで進めることをおすすめします。

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よくある質問

Q. TMS治療はどんな人に向いていますか?
抗うつ薬で十分な効果が得られない、または副作用で薬を続けにくいうつ病の方などに検討されます。適応は医師の診察で判断します。
Q. TMS治療は痛みを伴いますか?
刺激の際に頭皮にトントンとした感覚や軽い不快感を覚える方もいますが、感じ方には個人差があります。気になる症状があるときは無理をせず、施術中でも担当のスタッフや医師に伝えるようにしてください。
Q. 治療中に普段の薬は飲み続けてよいですか?
服用中の薬を続けるかどうかは状況によって異なります。自己判断で中止せず、TMS治療を受けることを担当医に伝えたうえで、薬との組み合わせについて相談して決めることが大切です。
Q. 効果はどのくらいで実感できますか?
効果の現れ方には個人差があり、人によって感じ方やタイミングは異なります。変化が乏しいと感じても自己判断で中断せず、経過を担当医に伝えながら続けるかどうかを相談してください。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索