ADHD治療薬

注意の持続や多動・衝動性の改善を助ける薬で、不注意・多動に用いられます。現在 4 成分を掲載しています。

ADHD治療薬とは

ADHD治療薬は、不注意や多動、衝動性といった症状をやわらげることを目的とした薬です。脳内で情報を伝える神経伝達物質のドパミンやノルアドレナリンの働きを整えることで、注意を持続させたり行動を落ち着かせたりすると考えられています。中枢神経に作用するタイプと、それ以外のしくみで働くタイプがあり、症状や生活への影響をふまえて用いられます。注意の集中や衝動のコントロールを助ける薬で、ADHDの症状に用いられます。

ADHD治療薬のポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

主な薬と選び方

ADHD治療薬には、効果があらわれるまでが比較的速いタイプと、時間をかけてゆるやかに効くタイプがあります。効き方の持続時間、眠気や食欲への影響、服用回数、年齢などを考えあわせて選ばれます。中枢刺激薬は適正に使うための登録の仕組みがあり、いずれも症状や生活面での目標を確認しながら使い分けます。最終的な選択は医師と相談して決めます。ADHD治療薬は、中枢神経刺激薬と非刺激薬があり、効果の出方や作用時間、依存性の有無などで選ばれます。

副作用と注意点

食欲の低下、寝つきの悪さ、頭痛、動悸、血圧や脈の変化などがみられることがあります。気分の変化や成長への影響にも注意し、定期的に体重や血圧を確認します。効果や副作用の出方には個人差があるため、自己判断で量を変えたり急にやめたりせず、気になる症状があれば医師や薬剤師に相談してください。食欲低下・不眠・動悸・血圧上昇などに注意し、脈や体重を確認します。依存性のある薬もあり、決められた使い方を守ります。

セルフケア・生活の工夫

食欲低下・不眠が出ることがあり、服用時間の工夫が役立ちます。効果や副作用を記録し、定期的に受診してください。

📌 受診・相談の目安

動悸・胸の痛み、気分の大きな変化、眠れない・食べられないが続くときは主治医に相談してください。

この種類の薬の違いを比較

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ADHD治療薬に分類される主な薬剤

よくある質問

Q. 飲めばすぐに性格が変わりますか。
性格そのものを変える薬ではなく、注意や行動を整えやすくする手助けをする薬です。効果の感じ方には個人差があり、生活上の工夫や環境調整とあわせて用いることが大切です。気になる点は医師に相談してください。
Q. 子どもだけが使う薬ですか。
成人で使われる場合もあります。診断や症状、生活への影響をふまえて医師が判断します。年齢によって使える薬や注意点が異なることがあるため、自己判断せず医療機関で相談することが大切です。
Q. 眠れなくなったときはどうすればよいですか。
服用する時間帯や量が関係していることがあります。自分で調整せず、まずは医師や薬剤師に相談してください。睡眠の状況を伝えることで、使い方を見直してもらえる場合があります。
Q. 飲み続けても大丈夫ですか。
効果と副作用を定期的に確認しながら継続を判断します。体重や血圧などをみていくことが多いです。自己判断で中止せず、受診を続けて医師と相談しながら使うことが大切です。
Q. 薬はいつ飲むのがよいですか
種類により朝に飲むものなど時間が決まっています。寝つきに影響することもあるため、指示された時間を守ってください。
Q. 薬だけで対応するのですか
環境の調整や行動面の工夫も大切です。家庭・学校・職場の協力も助けになります。詳しくは主治医に相談してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索