ストラテラとコンサータの違い

どちらもADHDに使う薬ですが、仕組みや使い方が異なります。ストラテラ(アトモキセチン)とコンサータ(メチルフェニデート)の違いを、医師監修で中立に解説します。

💡 結論(かんたんまとめ)

ストラテラとコンサータは、効果に明確な優劣はなく、体質・持病・併用薬などをふまえて使い分けられます。主な違いは「分類」「効き方」「効果の持続」などです(下の表で詳しく比較しています)。どちらが向くかは自己判断せず、医師・薬剤師にご相談ください。

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ひと目でわかる違い

項目ストラテラコンサータ
分類非中枢刺激薬(ノルアドレナリン)中枢刺激薬(徐放)
効き方毎日続けて数週間で効いてくる服用した日に効く(日中持続)
効果の持続24時間かけて安定朝1回で日中(約12時間)
登録・管理通常の処方登録医・登録薬局でのみ(流通管理)
主な注意吐き気・食欲低下・肝機能食欲低下・不眠・動悸・依存に注意
共通の注意自己判断で増減しない自己判断で増減しない

仕組みと使い方の違い

ストラテラ(アトモキセチン)は、刺激薬ではないタイプで、毎日続けることで数週間かけて効果が現れます。効果は24時間かけて安定するのが特徴で、通常の処方で使えます。

コンサータ(メチルフェニデート)は中枢刺激薬の徐放製剤で、朝に1回飲むとその日の日中(およそ12時間)効きます。流通が厳しく管理されており、登録された医師・薬局でのみ扱えます。

使い分けと注意

すぐの効果を重視するか、依存の心配を避けたいか、生活リズム(日中だけか終日か)などをふまえて選ばれます。どちらも食欲低下が出ることがあり、コンサータは不眠・動悸・依存にも注意します。

どちらが適するかは症状・年齢・体質で異なり、専門的な診療のもとで医師が判断します。自己判断で増減しないことが大切です。

共通の注意点

身長・体重・血圧・食欲・睡眠などを見ながら、慎重に量を調整します。定期的な受診が大切です。

気になる症状(食欲や気分の変化など)は、自己中断せず主治医に相談してください。

成分ごとの詳しい情報

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よくある質問

Q. すぐ効くのはどちらですか?
コンサータは飲んだ日に日中効きます。ストラテラは毎日続けて数週間かけて効いてきます。生活に合わせて選ばれます。
Q. 依存が心配です
コンサータは中枢刺激薬で依存に注意が必要なため流通が管理されています。ストラテラは刺激薬ではありません。医師が体質・状況をみて判断します。
Q. 食欲が落ちました
どちらも食欲低下が出ることがあります。体重・食欲を見ながら調整するため、気になるときは主治医に相談してください。
Q. 大人でも使えますか?
成人のADHDにも用いられます。診断・処方は専門的な診療のもとで行われます。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の使い分けは医師・薬剤師にご相談ください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索