オピオイド鎮痛薬

強い痛みに用いる鎮痛薬で、がんの痛みや一部の慢性痛などに使われます。現在 4 成分を掲載しています。

オピオイド鎮痛薬とは

オピオイド鎮痛薬は、脳や脊髄にある痛みを伝える受け取り口に働きかけ、痛みの信号が伝わるのを抑えることで強い痛みをやわらげる薬です。がんによる痛みや、ほかの鎮痛薬で十分に和らがない一部の強い痛みなどに用いられます。痛みの程度に応じて、医師の管理のもとで使われます。強い痛みをやわらげる鎮痛薬で、がんの痛みや強い痛みに段階的に用いられます。

オピオイド鎮痛薬のポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

主な薬と選び方

オピオイドには効き始めの早さや効果の持続時間、内服薬・貼り薬・注射などの剤形にさまざまな違いがあります。持続する痛みには長く効くタイプを基本に、急に強まる痛みには速く効くタイプを補助的に組み合わせることもあります。痛みの種類や生活のしやすさ、副作用の出方をみて医師が選びます。オピオイド鎮痛薬は、痛みの強さや種類に応じて、弱いものから強いものまで段階的に用いられ、剤形も内服・貼付・注射があります。

副作用と注意点

便秘・吐き気・眠気が出やすく、便秘対策などを併せて行うことが一般的です。眠気が強いときは車の運転を控えてください。決められた用法を守り、自己判断で増減や中止をしないことが大切です。急にやめると体調を崩すことがあるため、調整は必ず医師に相談しましょう。便秘・吐き気・眠気が出やすく、便秘対策を併用します。依存・眠気・呼吸への影響に注意し、飲酒や運転を避け、自己判断で増減しません。

セルフケア・生活の工夫

便秘・眠気が出やすく、便秘対策と、運転を控える配慮が必要です。自己判断で増量せず、保管は他の人が触れないよう管理してください。

📌 受診・相談の目安

強い眠気で呼びかけに反応が鈍い・呼吸が浅いときは緊急です。強い便秘・吐き気が続くときも相談してください。

この種類の薬の違いを比較

関連する基礎ガイド(くわしい解説)

← 薬の種類の一覧へ

オピオイド鎮痛薬に分類される主な薬剤

よくある質問

Q. くせになったり依存しないか心配です。
痛みの治療として医師の管理のもとで適切に使う場合、過度に恐れる必要はないとされています。気になる症状や不安があれば、自己判断で変えず医師や薬剤師に相談してください。
Q. 便秘や吐き気がつらいときはどうすればよいですか。
これらはよくみられる副作用で、対策の薬を併用することが一般的です。我慢せず医師や薬剤師に伝えると、対処や調整を検討してもらえます。
Q. 飲み忘れたときはどうすればよいですか。
薬の種類によって対応が異なります。まとめて二回分を飲むことは避け、対応に迷うときは医師や薬剤師に確認してください。
Q. お酒を飲んでも大丈夫ですか。
飲酒は眠気やふらつきを強めることがあり、勧められません。飲酒の習慣がある場合は医師や薬剤師に相談してください。
Q. 便秘や吐き気が出ますか
オピオイドでは便秘や吐き気が出やすく、あらかじめ対策の薬が使われることがあります。つらいときは医師に相談してください。
Q. 癖になりませんか
痛みの治療で適切に使う場合の依存は過度に心配せず、指示どおり使うことが大切です。自己判断で増減しないでください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索