トラマドールとコデインの違い

どちらも弱オピオイドですが、使われる場面が異なります。トラマドールとコデインの違いを、医師監修で中立に解説します。

💡 結論(かんたんまとめ)

トラマドールとコデインは、効果に明確な優劣はなく、体質・持病・併用薬などをふまえて使い分けられます。主な違いは「分類」「主な用途」「主な副作用」などです(下の表で詳しく比較しています)。どちらが向くかは自己判断せず、医師・薬剤師にご相談ください。

← 薬の違いを比較 一覧へ

ひと目でわかる違い

項目トラマドールコデイン
分類弱オピオイド鎮痛薬オピオイド(鎮咳・鎮痛)
主な用途中等度の痛み咳止め・痛み
主な副作用便秘・吐き気・眠気便秘・眠気
依存・耐性長期・多量で注意注意が必要
小児慎重に12歳未満は禁忌など制限あり
処方処方が必要処方(一部製剤あり)

用途の違い

トラマドールは主に中等度の痛みに使われる弱オピオイドです。コデインは咳中枢に働く咳止めとして使われるほか、痛みにも用いられます。

どちらもオピオイドの仲間で、主に使われる目的が異なります

副作用・注意の違い

いずれも便秘・眠気などが出やすく、長期・多量では依存に注意が必要です。ほかの中枢に働く薬やアルコールとの併用は眠気が強まることがあります。

コデインは12歳未満の小児などで使用が制限されています。年齢・持病により使えるかが変わるため、必ず指示に従ってください。

選び方・切り替えと受診の目安

痛みが主体か、咳が主体かで選ばれ方が変わります。自己判断で増量・併用せず、眠気が出る間は運転を控えてください。

痛みや咳が長引く・強くなるときは、原因の確認のため受診しましょう。

成分ごとの詳しい情報

関連する比較記事

関連ページ(薬の種類・病名から探す)

オピオイド鎮痛薬腰痛症の薬神経痛の薬咳の薬

関連する基礎ガイド(くわしい解説)

よくある質問

Q. トラマドールとコデインはどう違いますか?
どちらも弱オピオイドですが、トラマドールは主に痛み、コデインは咳止めとして使われることが多いです。
Q. 依存は心配ですか?
長期・多量では依存・耐性に注意が必要です。指示された量・期間を守ってください。
Q. 子どもに使えますか?
コデインは12歳未満で禁忌などの制限があります。小児での使用は必ず医師の指示に従ってください。
Q. 運転してよいですか?
眠気が出ることがあり、運転は控えるのが安全です。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の使い分けは医師・薬剤師にご相談ください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索