線維筋痛症に使われる薬
線維筋痛症(全身の広い範囲の痛み)に用いられる薬を、添付文書の効能・効果から逆引きした一覧です。現在 2 成分を掲載しています。各薬剤ページでは PMDA 添付文書に基づく用法・用量、禁忌、副作用と薬価を確認できます。
線維筋痛症とは
線維筋痛症は、全身の広い範囲に慢性的な痛みが続く病気です。強い疲れ・こわばり・睡眠の問題・気分の落ち込み・頭痛・お腹の不調などを伴うことがあります。検査でははっきりした異常が見つかりにくく、痛みを感じる神経の働きが過敏になっていることが関わると考えられています。ストレスや睡眠不足で悪化することがあります。
線維筋痛症の治療の進め方
神経の痛みをやわらげる薬(プレガバリンなど)や、一部の抗うつ薬(デュロキセチンなど)が用いられることがあります。ふつうの痛み止めが効きにくいことがあり、痛みの伝わり方に働く薬が選ばれます。薬だけでなく、無理のない範囲での運動療法や、睡眠・ストレスの調整も治療の柱です。あせらず継続することが大切です。
セルフケア・日常生活の工夫
睡眠を整え、無理のない範囲で体を動かすことが症状の管理に役立ちます。痛みを恐れて動かなさすぎないことも大切とされます。ストレスの調整や、あたためて血行を保つ工夫も役立つことがあります。
📌 受診・相談の目安
全身の広い痛みが続き、生活・睡眠に支障があるときは、専門的な診療科(リウマチ科・ペインクリニック・心療内科など)に相談してください。
線維筋痛症の適応を持つ薬剤
この病気で使われる薬のタイプ(薬効分類)
この病気に関連する薬の比較
関連する基礎ガイド(くわしい解説)
よくある質問
Q. ふつうの痛み止めは効きますか
効きにくいことがあります。線維筋痛症では痛みの伝わり方に働く薬(プレガバリン・デュロキセチンなど)が用いられます。医師に相談してください。
Q. 検査で異常が出ないのですが
はっきりした異常が見つかりにくいのが特徴です。ほかの病気を除いたうえで、症状から診断されます。気になるときは専門的な診療科に相談を。
Q. 運動してもよいですか
痛みを恐れて動かなさすぎるのは避け、無理のない範囲で体を動かすことがすすめられます。内容は医師と相談しながら進めましょう。
Q. どこを受診すればよいですか
リウマチ科・ペインクリニック・心療内科などが相談先になります。まずはかかりつけ医に相談してもよいでしょう。
本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項 / 薬を検索
線維筋痛症の薬の選び方・ポイント
監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)