逆流性食道炎に使われる薬

逆流性食道炎に用いられる PPI・P-CAB などの酸分泌抑制薬を、添付文書の効能・効果から逆引きした一覧です。現在 12 成分を掲載しています。各薬剤ページでは PMDA 添付文書に基づく用法・用量、禁忌、副作用と薬価を確認できます。

逆流性食道炎とは

逆流性食道炎は、胃の中の胃酸などが食道へ逆流し、食道の粘膜に炎症が起きる病気です。胸やけ、酸っぱいものが上がってくる感じ(呑酸)、胸の違和感、のどの不快感、せきなどがみられます。食べ過ぎ・脂っこい食事・肥満・前かがみの姿勢などが関係することがあり、症状が続くと生活の質を下げるため、適切な対応が大切です。胃と食道のさかい目のしまりがゆるむことや、胃酸の逆流・食道の知覚過敏などが関与し、胸やけ・のどの違和感・慢性の咳などをきたすことがあります。

逆流性食道炎の薬の選び方・ポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

逆流性食道炎の治療の進め方

治療の中心は、胃酸の分泌を抑える薬です。症状や内視鏡の所見に応じて使い、改善後も再発を防ぐために維持療法を行うことがあります。あわせて、食べ過ぎを避ける・脂っこい食事を控える・食後すぐ横にならない・肥満があれば減量するといった生活の見直しが基本になります。自己判断で中止すると再発することがあるため、医師と相談して調整します。胃酸を抑える薬に加え、食べ過ぎや就寝直前の食事・脂っこい食事を避ける、肥満を改善する、上半身を少し高くして寝るといった工夫が逆流の軽減に役立ちます。

セルフケア・日常生活の工夫

食べてすぐ横にならない、腹八分目、脂っこい物・就寝前の食事を控える、上半身を少し高くして寝るなどが逆流の軽減に役立ちます。肥満・喫煙・締めつける服装も関わります。生活改善で戻りやすい場合もあり、症状が続くときは薬とあわせて医師に相談してください。

📌 受診・相談の目安

胸やけや呑酸が続く、市販薬で改善しない、症状で睡眠や食事に支障が出るといった場合は受診をおすすめします。飲み込みにくさ、飲み込むときの痛み、体重減少、黒い便や吐血、繰り返す嘔吐がある場合は、別の病気の可能性もあるため早めの受診が必要です。薬を自己判断で中止すると再発することがあるため、主治医に相談してください。

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逆流性食道炎の適応を持つ薬剤

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よくある質問

Q. 逆流性食道炎の薬はいつまで飲みますか?
症状や内視鏡の所見によって異なります。改善後も再発を防ぐために続ける場合があります。自己判断で中止すると症状がぶり返すことがあるため、いつまで飲むか、減らせるかどうかは主治医と相談しながら決めることが大切です。
Q. どんな生活上の工夫が役立ちますか?
食べ過ぎや脂っこい食事を控える、食後すぐ横にならない、肥満があれば減量する、就寝前の食事を避けるなどが一般的にすすめられます。喫煙や飲酒が関係することもあります。具体的な工夫は症状に合わせて医師に相談するとよいでしょう。
Q. 市販の胃薬で対応してもよいですか?
軽い症状では市販薬で和らぐこともありますが、改善しない場合や症状が続く場合は受診をおすすめします。背景に他の病気が隠れていることもあります。市販薬を長く使い続ける前に、一度医師・薬剤師に相談すると安心です。
Q. 放置するとどうなりますか?
炎症が続くと、食道のただれや、まれに食道の変化につながることがあります。症状の有無だけで判断せず、続く場合は受診して状態を確認することが大切です。心配な症状があるときは、自己判断せず医師に相談してください。
Q. 逆流性食道炎で生活上気をつけることは?
食べてすぐ横にならない、腹八分目、脂っこい物や就寝前の食事を控える、上半身を少し高くして寝るなどが役立つことがあります。喫煙・肥満も関わります。
Q. 薬をやめると症状が戻るのはなぜですか?
胃酸をおさえる薬は症状を抑えますが、体質や生活習慣が背景にあると中止で戻ることがあります。続け方・やめ方は自己判断せず医師と相談してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索