高脂血症に使われる薬

高脂血症に用いられる脂質を下げる薬を、添付文書の効能・効果から逆引きした一覧です。現在 10 成分を掲載しています。各薬剤ページでは PMDA 添付文書に基づく用法・用量、禁忌、副作用と薬価を確認できます。

高脂血症とは

高脂血症(脂質異常症)は、血液中のLDLコレステロールや中性脂肪が高い、あるいはHDLコレステロールが低い状態です。自覚症状はほとんどありませんが、長く続くと血管の壁にコレステロールがたまり、動脈硬化が進んで将来の心臓病や脳卒中のリスクとなります。血液中のコレステロールや中性脂肪が高い状態(脂質異常症)で、自覚症状はほとんどありませんが、続くと動脈硬化から心筋梗塞・脳梗塞のリスクが高まります。

高脂血症の薬の選び方・ポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

高脂血症の治療の進め方

まず食事・運動・体重管理など生活習慣の見直しが基本です。改善が不十分なときや、リスクが高い場合に、年齢や持病をふまえてコレステロールや中性脂肪を下げる薬が用いられます。自覚症状が乏しくても継続が大切で、中止は自己判断せず医師に相談してください。スタチンなどの薬に加え、食事(飽和脂肪・糖質の見直し)・運動・禁煙が動脈硬化の予防に役立ちます。定期的な血液検査で効果と、肝機能・筋肉への影響を確認します。

セルフケア・日常生活の工夫

飽和脂肪・糖分を控え、青魚・野菜・食物繊維を意識し、適度な運動と禁煙・節酒が役立ちます。体質やリスクによっては生活改善だけでは不十分なこともあり、薬とあわせて続けることが大切です。目標値は医師に相談してください。

📌 受診・相談の目安

健診で脂質の値が高いと指摘された、家族に若くして心臓病や脳卒中の人がいる、すでに動脈硬化に関わる病気がある場合は受診の目安です。治療中に体のだるさや筋肉痛などが出たときは、自己判断で中止せず主治医に相談してください。

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高脂血症の適応を持つ薬剤

この病気で使われる薬のタイプ(薬効分類)

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よくある質問

Q. 症状がないのに薬を続ける必要がありますか
高脂血症は自覚症状が乏しいまま動脈硬化が進むことがあります。将来のリスクを下げる目的で続けることが多く、やめてよいかは検査値やリスクをふまえて医師と相談してください。
Q. 食事や運動だけで改善できますか
軽度であれば生活習慣の見直しで改善することもあります。ただしリスクや値によっては薬が必要になります。どこまで生活改善で対応するかは医師と相談して決めてください。
Q. 薬を飲んでいれば食事は気にしなくてよいですか
薬を使っていても、食事や運動などの生活習慣の管理は引き続き大切とされています。両方を組み合わせることでより効果が期待できるため、生活面も続けてください。
Q. コレステロールの薬に副作用はありますか
薬によっては筋肉痛や肝機能の変化などが知られています。気になる症状が出たときは自己判断で中止せず、医師・薬剤師に相談してください。定期的な検査も大切です。
Q. 高脂血症は放置するとどうなりますか?
動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まることがあります。自覚症状が出にくいため、指摘されたら生活改善や治療を検討しましょう。
Q. 中性脂肪とコレステロールは何が違うのですか?
どちらも血液中の脂質ですが種類が異なり、上がる原因や対策もやや異なります。どのタイプかで治療方針が変わるため、検査結果をもとに医師に相談してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索