フィブラート系

中性脂肪(トリグリセリド)を下げ、HDL(善玉)を上げる脂質異常症の薬です。現在 2 成分を掲載しています。

フィブラート系とは

フィブラート系は、脂質の代謝に関わる体内の働きを調整することで、中性脂肪(トリグリセリド)を下げ、HDL(善玉)コレステロールを上げる薬です。とくに中性脂肪が高いタイプの脂質異常症に用いられます。スタチンが主にLDLを下げるのに対し、中性脂肪への作用が中心となる点が特徴です。主に中性脂肪を下げる薬で、中性脂肪が高いタイプの脂質異常症に用いられます。

フィブラート系のポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

主な薬と選び方

フィブラート系には、作用の持続時間や腎機能への配慮の度合いなどに違いがあるものがあります。中性脂肪の値や腎機能の状態、ほかの脂質の異常の有無に応じて選ばれます。LDLと中性脂肪の両方が高い場合などにスタチンと組み合わせることもありますが、その際は慎重に行われます。フィブラートの中では、腎機能への配慮や服用回数に違いがあり、中性脂肪の値や併用薬に応じて選ばれます。

副作用と注意点

まれに筋肉痛や脱力があらわれることがあり、とくにスタチンと併用する場合は注意が必要です。腎機能や肝機能への影響にも注意し、定期的な血液検査が大切です。強い筋肉痛や力が入らない、尿が褐色になるなどの症状があれば、早めに医師に相談してください。肝機能・筋肉痛・腎機能に注意し、スタチンとの併用は筋障害のリスクに配慮して慎重に行います。

セルフケア・生活の工夫

食事・運動が基本で、スタチンとの併用時は筋肉の症状に注意します。腎機能により使い方が変わるため定期検査を受けてください。

📌 受診・相談の目安

筋肉の痛みや脱力、みぞおちの痛み(胆石)、強いだるさ・黄疸があるときは受診してください。スタチン併用中は特に注意を。

主に使われる病気・症状

脂質異常症

この種類の薬の違いを比較

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フィブラート系に分類される主な薬剤

よくある質問

Q. スタチンと一緒に飲んでも大丈夫ですか。
併用すると筋肉への副作用が起こりやすくなることがあります。自己判断で組み合わせず、必ず医師の指示に従ってください。
Q. 中性脂肪は食事でも下がりますか。
食事や運動は治療の基本です。生活習慣の改善とあわせて薬を使うことが多いため、具体的な方法は医師に相談してください。
Q. 腎臓が悪いと言われていますが使えますか。
腎機能によっては慎重な使用や用量の調整が必要です。腎臓の状態を必ず医師に伝えてください。
Q. 筋肉痛が出たらどうすればよいですか。
強い筋肉痛や脱力、褐色の尿を伴うときは早めに受診してください。気になる症状は自己判断せず医師に相談しましょう。
Q. 手足の筋肉が痛みます
まれに筋肉の障害が起こることがあります。強い筋肉痛・脱力・こげ茶色の尿があればすぐ受診してください。
Q. スタチンと併用できますか
併用することもありますが、筋肉への影響に注意が必要です。必ず医師の管理のもとで使いましょう。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索