スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)
肝臓でのコレステロール合成を抑え、LDL(悪玉)コレステロールを下げる脂質異常症の中心薬です。現在 5 成分を掲載しています。
スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)とは
スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)は、肝臓でコレステロールを作る過程の中心となる酵素の働きをおさえる薬です。これによりLDL(悪玉)コレステロールを下げ、血管の動脈硬化が進むのを抑えます。脂質異常症の治療の中心となる薬で、心筋梗塞や脳梗塞などの予防にも広く用いられます。脂質異常症の治療の中心となる薬で、心筋梗塞や脳梗塞などの予防のために広く用いられます。
主な薬と選び方
スタチンにはLDLを下げる強さや、体内での代謝のされ方、他の薬との相互作用の起こりやすさに違いがあります。目標とするコレステロール値や、合併症、併用薬の状況に応じて使い分けられます。1日1回の服用が一般的で、効果と安全性のバランスを見ながら医師が選びます。スタチンの中では、LDLを下げる強さ(スタンダード・ストロング)や相互作用・糖代謝への影響に違いがあり、目標値や併用薬で選ばれます。
副作用と注意点
まれに筋肉痛や脱力があらわれ、重い場合は横紋筋融解症につながることがあります。手足や全身の強い筋肉痛、力が入らない、尿が褐色になるといった症状があれば早めに受診してください。肝機能の変化にも注意します。妊娠中・妊娠の可能性がある方は使用できません。他の脂質の薬(フィブラート)や一部の抗菌薬・免疫抑制薬との併用で筋障害のリスクが上がることがあり、併用薬を医師・薬剤師に伝えます。
セルフケア・生活の工夫
食事(脂質・糖質)・運動・禁煙が治療の土台です。筋肉の強い痛みや脱力・赤褐色の尿があるときは、自己判断で続けず受診してください。
📌 受診・相談の目安
強い筋肉痛や脱力・赤褐色の尿(横紋筋融解のサイン)、強いだるさや黄疸(肝障害)があるときは、服用を続けず受診してください。
主に使われる病気・症状
この種類の薬の違いを比較
関連するけんさ値
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スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)に分類される主な薬剤
よくある質問
Q. コレステロールが下がれば中止してよいですか。
Q. 筋肉痛が出てきましたが続けてよいですか。
Q. グレープフルーツは避けるべきですか。
Q. 妊娠を希望していますが続けられますか。
Q. 一度始めたらやめられませんか
Q. 筋肉痛が出たら薬のせいですか
本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項 / 薬を検索
スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)のポイント
監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)