パニック障害に使われる薬
パニック障害(突然の動悸・息苦しさなどの発作)に用いられる薬を、添付文書の効能・効果から逆引きした一覧です。現在 2 成分を掲載しています。各薬剤ページでは PMDA 添付文書に基づく用法・用量、禁忌、副作用と薬価を確認できます。
パニック障害とは
パニック障害は、突然、動悸・息苦しさ・めまい・強い不安や恐怖などの発作(パニック発作)がくり返し起こる状態です。発作は数分〜十数分でおさまりますが、「また起こるのではないか」という不安(予期不安)から、電車や人混みなど発作が起きたら困る場所を避けるようになることがあります。体の検査では異常が見つからないことが多いです。
パニック障害の治療の進め方
抗うつ薬(SSRI)を中心に、必要に応じて抗不安薬などが用いられます。SSRIは効果が現れるまで数週間かかることがあり、少量から始めて調整します。あわせて、発作への考え方を整える認知行動療法などの心理的なアプローチも有効とされます。自己判断で急にやめず、医師と相談しながら続けることが大切です。
セルフケア・日常生活の工夫
カフェイン・アルコール・睡眠不足を避けることが発作の予防に役立つことがあります。発作は自然におさまることを知っておくと、予期不安がやわらぐこともあります。ひとりで抱えず相談しましょう。
📌 受診・相談の目安
発作がくり返す・外出や生活に支障が出ているときは、精神科・心療内科に相談してください。初めての強い動悸・胸痛は、体の病気の確認も含めて受診を。
パニック障害の適応を持つ薬剤
この病気で使われる薬のタイプ(薬効分類)
この病気に関連する薬の比較
関連する基礎ガイド(くわしい解説)
よくある質問
Q. パニック発作は体に危険ですか
発作自体は数分〜十数分でおさまることが多く、命に関わるものではないとされます。ただし初めての強い動悸・胸痛は、体の病気の確認のため受診してください。
Q. どんな薬を使いますか
抗うつ薬(SSRI)を中心に、必要に応じて抗不安薬が用いられます。SSRIは効果が現れるまで数週間かかることがあり、少量から調整します。
Q. 薬はすぐやめてよいですか
自己判断で急にやめず、医師と相談しながら続けることが大切です。急な中止は症状の悪化や中断症状につながることがあります。
Q. 薬以外の方法はありますか
発作への考え方を整える認知行動療法などが有効とされます。生活の調整(カフェイン・睡眠)も役立ちます。
本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項 / 薬を検索
パニック障害の薬の選び方・ポイント
監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)