抗不安薬・睡眠薬の依存と上手なやめ方
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬・睡眠薬は、長く使うと依存ややめにくさが生じることがあります。注意点を解説します。
依存とは
長期に使うと体が薬に慣れ、急にやめると不安・不眠・ふるえなどが出ることがあります(離脱)。
効きが弱く感じても、自己判断で増量しないことが大切です。
やめ方
医師の指導のもと、少しずつ減らすのが基本です。焦らず時間をかけて減量します。
減らすときに起こりうる症状
長く使った抗不安薬や睡眠薬を急にやめたり大きく減らしたりすると、不安や不眠の悪化、イライラ、体のだるさなどが出ることがあります。これらは離脱症状と呼ばれ、一時的に現れることが知られています。
こうした症状を避けるため、減量は時間をかけて少しずつ行うのが基本とされています。つらい症状が出たときは無理をせず医師に伝え、減らすペースを調整してもらうことが大切です。
依存を防ぐための使い方
依存ややめにくさは、長期間にわたって使い続けることで生じやすいとされます。漫然と続けず、必要性を定期的に医師と見直すことが予防につながります。
薬だけに頼らず、睡眠習慣の改善や不安への対処法を併用することも役立ちます。調子が良いからと自己判断で量を増やすことは避け、使い方に迷ったら医療者に相談してください。
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よくある質問
Q. 指示通り飲んでいても依存しますか
長期間の使用では、指示通りでもやめにくさが生じることがあります。だからこそ漫然と続けず、必要性を定期的に医師と見直すことが大切です。心配なときは相談してください。
Q. やめたいときはどうすればよいですか
急にやめると離脱症状が出ることがあるため、自己判断での中止は避けてください。医師と相談し、時間をかけて少しずつ減らす方法が基本です。
Q. 効きが悪くなった気がして量を増やしたいです
自己判断での増量は依存につながる恐れがあります。効果が物足りないと感じる場合も、まず受診して状況を伝え、調整を医師に相談してください。
Q. 他の人にもらった同じ薬を飲んでよいですか
他人の薬を使うことは絶対に避けてください。体質や状態に合わず危険なうえ、依存や副作用の原因にもなります。必要なときは必ず自分で受診してください。
監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)
本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。
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