非ベンゾジアゼピン系睡眠薬(Z薬)

寝つきをよくする作用が中心の睡眠薬で、入眠困難に用いられます。現在 3 成分を掲載しています。

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬(Z薬)とは

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、脳の興奮をしずめる仕組みに働き、寝つきをよくすることを中心に作用する睡眠薬です。Z薬とも呼ばれ、布団に入ってもなかなか眠れない入眠困難に用いられます。作用する時間が短めに設計されたものが多く、翌朝への眠気の持ち越しを抑えることを目的に使われます。寝つきをよくする睡眠薬で、ベンゾ系よりふらつきが少ないとされ、寝つきの改善に用いられます。

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬(Z薬)のポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

主な薬と選び方

同じ系統でも効果の持続時間や作用の強さに違いがあり、寝つきの悪さが中心か、途中で目が覚めやすいかなどの不眠のタイプに合わせて選ばれます。年齢や体質、ほかに使っている薬との関係も考慮されます。睡眠の悩みの内容によって適した薬が変わるため、選択は医師が判断します。Z薬の中では、作用時間の違いにより、寝つき重視か中途覚醒もあるかで選ばれ、ふらつきの少なさも重視されます。

副作用と注意点

ふらつきや、服用後にぼんやりしたまま行動して記憶が残らないことがあり、特に夜間にトイレへ起きる際の転倒に注意が必要です。服用は就寝直前にし、服用後はすぐ横になります。お酒との併用は避けてください。長く使ううちに効きにくく感じることもあり、中止は医師と相談しながら行います。ふらつき・もうろう・翌朝の眠気に注意し、飲んだらすぐ就寝します。長期・高用量では依存に注意します。

セルフケア・生活の工夫

服用後はすぐ就寝し、アルコールは避けます。睡眠リズムを整えると減薬につながることがあり、やめ方は相談してください。

📌 受診・相談の目安

効かない・量が増える、日中の強い眠気、記憶があいまい・夢遊のような行動があったときは相談してください。

主に使われる病気・症状

不眠症

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よくある質問

Q. 飲んだらすぐ寝たほうがよいですか
効果が早く現れるため、服用は就寝の直前にし、飲んだらすぐ横になってください。服用後に活動を続けると、ふらつきや記憶に残らない行動につながることがあります。
Q. 翌朝に眠気は残りませんか
作用時間が短めのものが多く、持ち越しは比較的少ないとされますが、個人差があります。翌朝の眠気やだるさが続く場合は、薬の種類や量について医師に相談してください。
Q. 毎晩飲み続けても大丈夫ですか
必要な期間にとどめるのが基本です。長く使ううちに効きにくく感じたり、やめにくくなることがあります。睡眠習慣の見直しとあわせ、続け方や減らし方を医師に相談してください。
Q. お酒を飲んだ日も服用してよいですか
アルコールと一緒に使うと作用が強まり、ふらつきやもうろうとした行動の危険が高まります。飲酒した日の服用は避け、不安があれば医師や薬剤師に相談してください。
Q. 翌朝に眠気が残りますか
短時間型のため持ち越しは比較的少ないとされますが、個人差があります。ふらつきに注意してください。
Q. 癖になりませんか
長く使うと依存を生じることがあります。必要最小限で使い、やめる際は医師と相談しながら減らします。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索