こころみ薬事典

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全科

ジピリダモール

先発: ペルサンチン

薬効分類: 循環器

ジピリダモールは循環器に分類される医薬品です。主な適応は「狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患、うっ血性心不全」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。

⚠ 安全サマリー

禁忌本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 アデノシン(アデノスキャン)を投与中の患者詳細 ↓併用禁忌アデノシン (アデノスキャン) 完全房室ブロック、心停止等が発現することがある詳細 ↓主な副作用■重大な副作用 狭心症状の悪化(0.1%未満) 出血傾向(頻度不明) 血小板減少(頻度不明)詳細 ↓

監修医による解説

ホスホジエステラーゼ(PDE)阻害作用とアデノシン再取り込み阻害作用を介して血小板凝集を抑制し、抗血栓作用を示す。また、腎における炎症性サイトカイン産生抑制などを介して尿蛋白減少作用も有する。心臓弁置換術後の血栓・塞栓抑制や、ネフローゼ症候群における尿蛋白減少に用いられる。

  • 心臓弁置換術後にはワーファリンと併用して血栓・塞栓を抑制する。
  • アデノシン(アデノスキャン)による心筋負荷試験時は休薬が必要。
  • 血管拡張作用による頭痛、ほてり、めまい等の副作用に注意が必要。

※ 添付文書をもとに作成し、監修医が確認した参考情報です。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

内服・錠

用法・用量

ジピリダモールとして、通常成人1回25mgを1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

規格先発薬価後発薬価
12.5mg6.1/錠6〜・1社
25mg6.1/錠6〜・1社
100mg7.4/錠6.1〜・2社

内服・散

用法・用量

ジピリダモールとして、通常成人1回25mgを1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

規格先発薬価後発薬価
12.5%16.2〜・1社

注射・静注

用法・用量

ジピリダモールとして、通常成人1回10mgを1日1~3回徐々に静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

規格先発薬価後発薬価
10mg88〜・1社

効能・効果

狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患、うっ血性心不全

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
アデノシン(アデノスキャン)を投与中の患者

副作用

■重大な副作用
狭心症状の悪化(0.1%未満)
出血傾向(頻度不明)
血小板減少(頻度不明)
過敏症(頻度不明)
■その他の副作用
【0.1~5%未満】発疹、頭痛、めまい、熱感、のぼせ感、倦怠感、心悸亢進、嘔気、嘔吐、食欲不振、口渇、便秘
【0.1%未満】下痢
【頻度不明】蕁麻疹、潮紅、血圧低下、頻脈、肝機能検査値異常(AST上昇、ALT上昇等)、胸痛、筋肉痛

飲み合わせ(併用禁忌)

アデノシン
(アデノスキャン)
完全房室ブロック、心停止等が発現することがある。本剤の投与を受けた患者にアデノシン(アデノスキャン)を投与する場合には少なくとも12時間の間隔をおく。もし完全房室ブロック、心停止等の症状があらわれた場合はアデノシン(アデノスキャン)の投与を中止する。
本剤は体内でのアデノシンの血球、血管内皮や各臓器での取り込みを抑制し、血中アデノシン濃度を増大させることによりアデノシンの作用を増強する。

この薬が使われる主な病気・症状

心不全狭心症心筋梗塞(後)心不全心筋梗塞(後)

よくある質問

Q. ジピリダモールは何に使う薬ですか?
ジピリダモールは循環器に分類される医薬品で、主に「狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患、うっ血性心不全」などに用いられます。
Q. ジピリダモールの用法・用量(飲み方)は?
添付文書では「ジピリダモールとして、通常成人1回25mgを1日3回経口投与する」などとされています。実際の用法・用量は症状や年齢で異なるため、医師の指示と最新の添付文書に従ってください。
Q. ジピリダモールの主な副作用は何ですか?
主な副作用として「■重大な副作用 狭心症状の悪化(0.1%未満) 出血傾向(頻度不明) 血小板減少(頻度不明) 過敏症(頻度不明) ■その他の副作用 【0.1~5%未満】発疹、頭痛、めまい、熱感、のぼせ感、倦怠感、心悸亢進、嘔気、嘔吐、食」などが報告されています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
Q. ジピリダモールにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
後発医薬品(ジェネリック)があります。
Q. ジピリダモールで注意が必要な飲み合わせはありますか?
「アデノシン (アデノスキャン) 完全房室ブロック、心停止等が発現することがある」など併用に注意が必要な薬剤があります。服用中の薬は必ず医師・薬剤師にお伝えください。
出典: 添付文書情報は 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の提供データに基づきます。基本情報・薬価は厚生労働省 薬価基準、包装は MEDIS HOT コードマスターによります。
📄 添付文書(PMDA・PDF)を開く免責事項・出典について

本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項薬事典で検索