便秘症に使われる薬

便秘症に用いられる下剤・便秘治療薬を、添付文書の効能・効果から逆引きした一覧です。現在 55 成分を掲載しています。各薬剤ページでは PMDA 添付文書に基づく用法・用量、禁忌、副作用と薬価を確認できます。

便秘症とは

便秘症は、便が出にくい・回数が少ない・残った感じがする・硬くて苦しいといった状態が続き、生活に支障が出るものを指します。食事や水分の不足、運動不足、生活リズムの乱れ、加齢などが関係することがあります。多くは生活習慣の影響によるものですが、まれに他の病気が背景にあることもあり、急な変化が続くときは注意が必要です。排便の回数が少ない、便が硬い、残便感があるなど、快適に排便できない状態を指します。生活習慣・水分不足・運動不足・薬の影響などが関与します。

便秘症の薬の選び方・ポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

便秘症の治療の進め方

治療はまず、食物繊維や水分を適切にとる、規則正しい排便習慣をつける、適度に体を動かすといった生活の見直しから始めます。改善しないときに薬を用い、まずは便をやわらかくする非刺激性の薬で排便リズムを整えるのが基本です。刺激性の下剤を毎日使い続けるのは避けるのが一般的です。体質や持病に応じて、医師・薬剤師と相談して選びます。非刺激性の下剤を基本に、刺激性の下剤は必要なときに使う考え方があります。水分・食物繊維・適度な運動や、決まった時間にトイレに行く習慣も改善に役立ちます。

セルフケア・日常生活の工夫

水分・食物繊維をしっかりとり、適度な運動と、決まった時間にトイレに行く習慣が排便のリズムづくりに役立ちます。便意を我慢しないことも大切です。刺激性下剤の連用は効きにくくなることがあり、長引くときは種類の見直しを医師・薬剤師に相談してください。

📌 受診・相談の目安

便秘が続いて生活に支障が出る、市販薬を頻繁に使っている、急に便通の様子が変わったといった場合は受診をおすすめします。便に血が混じる、強い腹痛や嘔吐をともなう、体重が減る、便が細くなったといったときは、別の病気の可能性もあるため早めの受診が必要です。下剤の使いすぎが気になるときも医師に相談してください。

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便秘症の適応を持つ薬剤

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この病気で使われる薬のタイプ(薬効分類)

この病気に関連する薬の比較

関連する基礎ガイド(くわしい解説)

よくある質問

Q. 下剤は毎日使っても大丈夫ですか?
便をやわらかくする非刺激性の薬と、腸を刺激して動かす刺激性の薬では使い方が異なります。刺激性の下剤を毎日使い続けるのは避けるのが一般的です。使い方に不安があるときは、自己判断で続けず医師・薬剤師に相談してください。
Q. 便秘に効く食事の工夫はありますか?
食物繊維を含む食品や十分な水分をとる、規則正しい食事と排便習慣を心がけることが一般的にすすめられます。適度な運動も役立ちます。体質や持病によって向き不向きがあるため、具体的な工夫は医師や栄養士に相談するとよいでしょう。
Q. 市販の便秘薬を使ってもよいですか?
軽い便秘では市販薬で対応できることもありますが、頻繁に使う・効きにくくなってきた・症状が続く場合は受診をおすすめします。背景に他の病気が隠れていることもあるため、長く使い続ける前に医師・薬剤師に相談すると安心です。
Q. 酸化マグネシウムの薬で注意することはありますか?
酸化マグネシウムは広く使われる薬ですが、腎機能が低下している方や高齢の方では、血液中のマグネシウムが高くなることに注意が必要とされています。だるさや吐き気などが続くときは、自己判断せず医師・薬剤師に相談してください。
Q. 便秘薬は毎日使ってもよいですか?
種類によります。刺激性の下剤は連用でだんだん効きにくくなることがあります。長く続くときは種類の見直しについて医師・薬剤師に相談しましょう。
Q. 生活習慣で便秘を改善するには?
水分・食物繊維、適度な運動、決まった時間にトイレに行く習慣などが役立つことがあります。急に便秘になった、血便や体重減少を伴うときは受診してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索