こころみ薬事典

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全科

チアマゾール

薬効分類: 内科・生活習慣病

チアマゾールは内科・生活習慣病に分類される医薬品です。主な適応は「甲状腺機能亢進症」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。

⚠ 安全サマリー

禁忌本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者詳細 ↓主な副作用■重大な副作用 汎血球減少、再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明) 低プ詳細 ↓

監修医による解説

抗甲状腺薬で、甲状腺ホルモンの産生を抑え、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)に用いられます。

  • まれに無顆粒球症(重い白血球減少)があり、発熱・のどの痛みが出たら服用を中止し受診します。
  • 肝機能障害・発疹に注意します。
  • 妊娠初期は別の薬が選ばれることがあり、計画時は相談します。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

内服・錠

用法・用量

チアマゾールとして、通常成人に対しては初期量1日30mgを3~4回に分割経口投与する。症状が重症のときは、1日40~60mgを使用する。機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間毎に漸減し、維持量1日5~10mgを1~2回に分割経口投与する。通常小児に対しては初期量5歳以上~10歳未満では1日10~20mg、10歳以上~15歳未満では1日20~30mgを2~4回に分割経口投与する。機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間毎に漸減し、維持量1日5~10mgを1~2回に分割経口投与する。通常妊婦に対しては初期量1日15~30mgを3~4回に分割経口投与する。機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間毎に漸減し、維持量1日5~10mgを1~2回に分割経口投与する。正常妊娠時の甲状腺機能検査値を低下しないよう、2週間毎に検査し、必要最低限量を投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

規格先発薬価後発薬価
2.5mg10.1/錠
5mg10.1/錠

注射

用法・用量

主として救急の場合に投与する。チアマゾールとして、通常成人に対しては1回30~60mgを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

規格先発薬価後発薬価
10mg222/管

効能・効果

甲状腺機能亢進症

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

副作用

■重大な副作用
汎血球減少、再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)
低プロトロンビン血症、第Ⅶ因子欠乏症、血小板減少、血小板減少性紫斑病(いずれも頻度不明)
肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
多発性関節炎(頻度不明)
SLE 様症状(頻度不明)
インスリン自己免疫症候群(頻度不明)
間質性肺炎(頻度不明)
抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎症候群(頻度不明)
横紋筋融解症(頻度不明)
急性膵炎(頻度不明)
■その他の副作用
【頻度不明】AST上昇、ALT上昇等、脱毛、色素沈着、そう痒感、紅斑、多形紅斑等、悪心・嘔吐、下痢、食欲不振等、頭痛、めまい、末梢神経異常等、発疹、蕁麻疹、発熱等、こむらがえり、筋肉痛、関節痛、好酸球増多、CK上昇、倦怠感、リンパ節腫脹、唾液腺肥大、浮腫、味覚異常(味覚減退を含む)

くわしい解説(薬の種類・基礎ガイド)

抗甲状腺薬甲状腺の薬(亢進症・低下症)

この薬が使われる主な病気・症状

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

よくある質問

Q. チアマゾールは何に使う薬ですか?
チアマゾールは内科・生活習慣病に分類される医薬品で、主に「甲状腺機能亢進症」などに用いられます。
Q. チアマゾールの用法・用量(飲み方)は?
添付文書では「主として救急の場合に投与する」などとされています。実際の用法・用量は症状や年齢で異なるため、医師の指示と最新の添付文書に従ってください。
Q. チアマゾールの主な副作用は何ですか?
主な副作用として「■重大な副作用 汎血球減少、再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明) 低プロトロンビン血症、第Ⅶ因子欠乏症、血小板減少、血小板減少性紫斑病(いずれも頻度不明) 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明) 多発」などが報告されています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
Q. チアマゾールにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
現時点でこのデータベースに後発医薬品の登録は確認できません。
出典: 添付文書情報は 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の提供データに基づきます。基本情報・薬価は厚生労働省 薬価基準、包装は MEDIS HOT コードマスターによります。
📄 添付文書(PMDA・PDF)を開く免責事項・出典について

本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項薬事典で検索