抗甲状腺薬

甲状腺ホルモンの産生を抑え、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)に用います。現在 2 成分を掲載しています。

抗甲状腺薬とは

抗甲状腺薬は、甲状腺ホルモンが作られる過程を妨げ、過剰になったホルモンを抑える薬です。甲状腺の働きが過剰になるバセドウ病などの治療に用いられます。ホルモンの量が落ち着くまでには時間がかかることが多く、動悸や体重減少などの症状の改善を目指して継続的に使用します。甲状腺ホルモンが作られすぎるのをおさえる薬で、バセドウ病などの甲状腺機能亢進症に用いられます。

抗甲状腺薬のポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

主な薬と選び方

いくつかの種類があり、効き方や副作用の傾向、妊娠の時期との相性に違いがあります。妊娠初期には薬の選択に配慮が必要とされ、状況に応じて使い分けます。症状やホルモンの値、副作用の出方を見ながら量を調整するため、定期的な検査が選択の前提になります。抗甲状腺薬では、妊娠の可能性や副作用の出方などに応じて薬が選ばれ、いずれも定期的な採血で調整します。

副作用と注意点

まれに無顆粒球症という重い白血球の減少が起こることがあり、発熱やのどの痛みが出たら服用を中止して速やかに受診してください。肝機能障害や発疹もみられることがあります。自己判断で中止せず、決められた検査を受けながら使用することが重要です。まれに白血球が減る(無顆粒球症)ことがあり、発熱やのどの痛みが出たら服用を中止して速やかに受診します。肝機能や発疹にも注意します。

セルフケア・生活の工夫

のどの痛み・高熱(無顆粒球症のサイン)や強いだるさが出たら、すぐ受診してください。定期的な血液検査を続けることが大切です。

📌 受診・相談の目安

のどの痛み・高熱(無顆粒球症)、強いだるさ・黄疸・皮膚や白目が黄色いときは、すぐ受診してください。

主に使われる病気・症状

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

この種類の薬の違いを比較

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抗甲状腺薬に分類される主な薬剤

よくある質問

Q. 熱とのどの痛みが出ました
重い白血球減少の初期症状のことがあります。服用を中止し、できるだけ早く受診して血液検査を受けてください。
Q. 妊娠を考えています
時期によって薬の選択に配慮が必要です。妊娠の希望や可能性があるときは、早めに主治医に相談してください。
Q. 症状が落ち着いたらやめてよいですか
自己中断すると再発することがあります。中止や減量はホルモンの値を見ながら医師が判断します。
Q. 定期的な血液検査は必要ですか
ホルモンの値や副作用を確認するため定期検査が大切です。指示された受診や採血の予定を守ってください。
Q. のどが痛く高熱が出ました
まれに白血球が減ることがあります。市販薬で対処せず、すぐに受診して抗甲状腺薬を使っていることを伝えてください。
Q. いつ効いてきますか
効果が現れるまで数週間かかることがあります。自己判断で中止せず続けてください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索