こころみ薬事典

こころみ薬事典

全科

ベニジピン

先発: コニール

薬効分類: 循環器

ベニジピンは循環器に分類される医薬品です。主な適応は「高血圧症、腎実質性高血圧症 狭心症」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。

⚠ 安全サマリー

禁忌心原性ショックの患者[症状が悪化するおそれがある詳細 ↓主な副作用■重大な副作用 肝機能障害(0.1%未満)、黄疸(頻度不明) ■その他の副作用 【0.1〜5詳細 ↓

監修医による解説

カルシウム拮抗薬で、高血圧・狭心症に用いられます。作用が長く持続します。

  • 1 日 1〜2 回で安定した降圧が得られます。
  • むくみ・ほてり・動悸に注意します。
  • グレープフルーツジュースで作用が強まります。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

内服・錠

用法・用量

〈高血圧症、腎実質性高血圧症〉
通常、成人にはベニジピン塩酸塩として1日1回2~4mgを朝食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、効果不十分な場合には、1日1回8mgまで増量することができる。ただし、重症高血圧症には1日1回4~8mgを朝食後経口投与する。
〈狭心症〉
通常、成人にはベニジピン塩酸塩として1回4mgを1日2回朝・夕食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

規格先発薬価後発薬価
2mg12.2/錠10.4〜・1社
4mg17.2/錠10.4〜・1社
8mg35.5/錠18.9〜・2社

効能・効果

高血圧症、腎実質性高血圧症
狭心症

禁忌

心原性ショックの患者[症状が悪化するおそれがある。]
妊婦又は妊娠している可能性のある女性

副作用

■重大な副作用
肝機能障害(0.1%未満)、黄疸(頻度不明)
■その他の副作用
【0.1〜5%未満】肝機能異常(AST,ALT,γ-GTP,ビリルビン,Al-P,LDH上昇等)、BUN上昇、クレアチニン上昇、白血球減少、好酸球増加、動悸、顔面紅潮、ほてり、血圧低下、頭痛、頭重、めまい、ふらつき、立ちくらみ、便秘、発疹、浮腫(顔・下腿・手)、CK上昇
【0.1%未満】胸部重圧感、徐脈、頻脈、眠気、しびれ感、腹部不快感、嘔気、胸やけ、口渇、そう痒感、耳鳴、手指の発赤・熱感、肩こり、咳嗽、頻尿、倦怠感、カリウム上昇
【頻度不明】血小板減少、期外収縮、下痢、嘔吐、光線過敏症、歯肉肥厚、女性化乳房、結膜充血、霧視、発汗

同成分・同種薬(カルシウム拮抗薬)

くわしい解説(薬の種類・基礎ガイド)

カルシウム拮抗薬(CCB)降圧薬(血圧の薬)の種類と選び方家庭血圧の測り方と高血圧の薬

この薬が使われる主な病気・症状

高血圧症狭心症

よくある質問

Q. ベニジピンは何に使う薬ですか?
ベニジピンは循環器に分類される医薬品で、主に「高血圧症、腎実質性高血圧症 狭心症」などに用いられます。
Q. ベニジピンの用法・用量(飲み方)は?
添付文書では「〈高血圧症、腎実質性高血圧症〉 通常、成人にはベニジピン塩酸塩として1日1回2~4mgを朝食後経口投与する」などとされています。実際の用法・用量は症状や年齢で異なるため、医師の指示と最新の添付文書に従ってください。
Q. ベニジピンの主な副作用は何ですか?
主な副作用として「■重大な副作用 肝機能障害(0.1%未満)、黄疸(頻度不明) ■その他の副作用 【0.1〜5%未満】肝機能異常(AST,ALT,γ-GTP,ビリルビン,Al-P,LDH上昇等)、BUN上昇、クレアチニン上昇、白血球減少、」などが報告されています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
Q. ベニジピンにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
後発医薬品(ジェネリック)があります。
出典: 添付文書情報は 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の提供データに基づきます。基本情報・薬価は厚生労働省 薬価基準、包装は MEDIS HOT コードマスターによります。
📄 添付文書(PMDA・PDF)を開く免責事項・出典について

本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項薬事典で検索