こころみ薬事典

こころみ薬事典

全科

桂枝人参湯

先発: ツムラ

桂枝人参湯の医薬品情報です。主な適応は「胃腸の弱い人の次の諸症: 頭痛、動悸、慢性胃腸炎、胃アトニー」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。

⚠ 安全サマリー

禁忌アルドステロン症の患者[当該疾患及びその症状が悪化するおそれがある詳細 ↓主な副作用■重大な副作用 偽アルドステロン症(頻度不明) ミオパチー(頻度不明) ■その他の副作用 【詳細 ↓

監修医による解説

構成生薬から、身体を温め、消化吸収機能を高める作用が期待される漢方薬。主に、胃腸が虚弱で冷えを伴う方の頭痛、動悸、慢性的な消化器症状に用いられる。偽アルドステロン症のリスクを持つため、血圧や電解質の変動に注意を要する。

  • 甘草を含有するため、偽アルドステロン症に注意が必要。特に浮腫、血圧上昇、低カリウム血症などの初期症状に留意する。
  • 胃腸が弱く、体力が低下している(虚証)患者に適応される。頭痛や動悸などの症状がみられる場合に選択される。
  • 発疹、発赤、そう痒などの皮膚症状が現れることがあるため、患者の状態を注意深く観察する。

※ 添付文書をもとに作成し、監修医が確認した参考情報です。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

内服・細粒

用法・用量

通常、成人1日6.0gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

規格先発薬価後発薬価
規格不明19.5/g

内服・顆粒

用法・用量

通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

規格先発薬価後発薬価
規格不明21.8/g

効能・効果

胃腸の弱い人の次の諸症:
頭痛、動悸、慢性胃腸炎、胃アトニー

禁忌

アルドステロン症の患者[当該疾患及びその症状が悪化するおそれがある。]
ミオパチーのある患者[当該疾患及びその症状が悪化するおそれがある。]
低カリウム血症のある患者[当該疾患及びその症状が悪化するおそれがある。]

副作用

■重大な副作用
偽アルドステロン症(頻度不明)
ミオパチー(頻度不明)
■その他の副作用
【頻度不明】発疹、発赤、瘙痒、蕁麻疹等

同成分・同種薬(漢方製剤)

この薬が使われる主な病気・症状

頭痛動悸腸炎感染性胃腸炎

よくある質問

Q. 桂枝人参湯は何に使う薬ですか?
桂枝人参湯は主に「胃腸の弱い人の次の諸症: 頭痛、動悸、慢性胃腸炎、胃アトニー」などに用いられます。
Q. 桂枝人参湯の用法・用量(飲み方)は?
添付文書では「通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する」などとされています。実際の用法・用量は症状や年齢で異なるため、医師の指示と最新の添付文書に従ってください。
Q. 桂枝人参湯の主な副作用は何ですか?
主な副作用として「■重大な副作用 偽アルドステロン症(頻度不明) ミオパチー(頻度不明) ■その他の副作用 【頻度不明】発疹、発赤、瘙痒、蕁麻疹等」などが報告されています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
Q. 桂枝人参湯にジェネリック(後発医薬品)はありますか?
現時点でこのデータベースに後発医薬品の登録は確認できません。
出典: 添付文書情報は 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の提供データに基づきます。基本情報・薬価は厚生労働省 薬価基準、包装は MEDIS HOT コードマスターによります。
📄 添付文書(PMDA・PDF)を開く免責事項・出典について

本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項薬事典で検索