こころみ薬事典

こころみ薬事典

全科

アトルバスタチン

先発: リピトール

薬効分類: 循環器

アトルバスタチンは循環器に分類される医薬品です。主な適応は「高コレステロール血症 家族性高コレステロール血症」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。

⚠ 安全サマリー

禁忌本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 肝代謝能が低下していると考えられる以下のような患者詳細 ↓併用禁忌グレカプレビル・ピブレンタスビル(マヴィレット) グレカプレビル・ピブレンタスビル(400m詳細 ↓主な副作用■重大な副作用 横紋筋融解症、ミオパチー(いずれも頻度不明) 免疫介在性壊死性ミオパチー(頻詳細 ↓

監修医による解説

スタチン系の脂質異常症治療薬で、LDL コレステロールを強力に下げ、動脈硬化性疾患の予防に用いられます。

  • 筋肉痛・脱力(横紋筋融解症)の徴候に注意します。
  • 肝機能の変化を定期的に確認します。
  • グレープフルーツジュースの大量摂取は避け、妊娠中は使用できません。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

内服・錠

用法・用量

〈高コレステロール血症〉
通常、成人にはアトルバスタチンとして10mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症の場合は1日20mgまで増量できる。
〈家族性高コレステロール血症〉
通常、成人にはアトルバスタチンとして10mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症の場合は1日40mgまで増量できる。

規格先発薬価後発薬価
5mg17.2/錠10.4〜・1社
10mg24.5/錠10.4〜・10社

内服・OD錠

用法・用量

〈高コレステロール血症〉
通常、成人にはアトルバスタチンとして10mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症の場合は1日20mgまで増量できる。
〈家族性高コレステロール血症〉
通常、成人にはアトルバスタチンとして10mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症の場合は1日40mgまで増量できる。

規格先発薬価後発薬価
5mg10.4〜・1社
10mg13.9〜・1社

内服・ドライシロップ

用法・用量

〈高コレステロール血症〉
通常、成人にはアトルバスタチンとして10mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症の場合は1日20mgまで増量できる。
〈家族性高コレステロール血症〉
通常、成人にはアトルバスタチンとして10mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症の場合は1日40mgまで増量できる。

規格先発薬価後発薬価
10mg13.9〜・1社

効能・効果

高コレステロール血症
家族性高コレステロール血症

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
肝代謝能が低下していると考えられる以下のような患者急性肝炎、慢性肝炎の急性増悪、肝硬変、肝癌、黄疸,
妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳婦,
グレカプレビル・ピブレンタスビルを投与中の患者

副作用

■重大な副作用
横紋筋融解症、ミオパチー(いずれも頻度不明)
免疫介在性壊死性ミオパチー(頻度不明)
劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
過敏症(頻度不明)
無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少症(いずれも頻度不明)
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)
高血糖、糖尿病(いずれも頻度不明)
間質性肺炎(頻度不明)
重症筋無力症(頻度不明)
■その他の副作用
【5%以上】AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、CK上昇、テストステロン低下
【0.1~5%未満】そう痒感、発疹、皮疹、発赤、Al-P上昇、LDH上昇、肝障害、アミラーゼ上昇、嘔吐、下痢、胃炎、軟便、嘔気、口内炎、胸やけ、便秘、胃不快感、腹痛、心窩部痛(心窩部の疼痛)、腹部膨満感、咳、めまい、不眠(症)、コリンエステラーゼ上昇、TSH上昇、ACTH上昇、アルドステロン低下、グルコース上昇、HbA1c上昇、血清鉄低下、K上昇、脳梗塞、肺炎、頭痛、全身倦怠(感)、帯状疱疹
【頻度不明】脱毛症、光線過敏、皮膚乾燥、皮膚亀裂、爪の障害、血小板減少、白血球減少、貧血、膵炎、胆汁うっ滞性黄疸、食欲不振、消化不良、悪心、口渇、舌痛、舌炎、舌のしびれ、口のしびれ、口唇炎、咽頭不快感、痙攣、筋炎、筋肉痛、血中ミオグロビン上昇、無力症、関節痛、頸・肩のこり、胸痛、背部痛、こわばり感、腱炎、腱痛、異常感覚、末梢神経障害、耳鳴、霧視、勃起障害、四肢しびれ(感)、眠気、健忘症、抑うつ、悪夢、女性化乳房、低血糖症、BUN上昇、血中クレアチニン増加、血尿、浮腫(顔面・四肢等)、動悸、頻脈、味覚異常、頻尿、排尿困難、着色尿、熱感、発熱

飲み合わせ(併用禁忌)

グレカプレビル・ピブレンタスビル(マヴィレット)
グレカプレビル・ピブレンタスビル(400mg・120mg)との併用により、アトルバスタチンのAUCが8.28倍、Cmaxが22.0倍に上昇したとの報告がある。本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。
機序:グレカプレビルのOATP1B1/1B3及びBCRP阻害、ピブレンタスビルのOATP1B1及びBCRP阻害に基づく作用によるものと考えられている。

同成分・同種薬(HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン))

くわしい解説(薬の種類・基礎ガイド)

スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)コレステロール・中性脂肪の薬と生活スタチンと筋肉の副作用

よくある質問

Q. アトルバスタチンは何に使う薬ですか?
アトルバスタチンは循環器に分類される医薬品で、主に「高コレステロール血症 家族性高コレステロール血症」などに用いられます。
Q. アトルバスタチンの用法・用量(飲み方)は?
添付文書では「〈高コレステロール血症〉 通常、成人にはアトルバスタチンとして10mgを1日1回経口投与する」などとされています。実際の用法・用量は症状や年齢で異なるため、医師の指示と最新の添付文書に従ってください。
Q. アトルバスタチンの主な副作用は何ですか?
主な副作用として「■重大な副作用 横紋筋融解症、ミオパチー(いずれも頻度不明) 免疫介在性壊死性ミオパチー(頻度不明) 劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明) 過敏症(頻度不明) 無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少症(いず」などが報告されています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
Q. アトルバスタチンにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
後発医薬品(ジェネリック)があります。
Q. アトルバスタチンで注意が必要な飲み合わせはありますか?
「グレカプレビル・ピブレンタスビル(マヴィレット) グレカプレビル・ピブレンタスビル(400mg・120mg)との併用により、アトルバスタチンのAUCが8.28倍、Cmaxが22.0倍に上昇したとの報告がある」など併用に注意が必要な薬剤があります。服用中の薬は必ず医師・薬剤師にお伝えください。
出典: 添付文書情報は 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の提供データに基づきます。基本情報・薬価は厚生労働省 薬価基準、包装は MEDIS HOT コードマスターによります。
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本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項薬事典で検索